【Paid定額自動請求】決済業務の自動化で見えるBtoBの未来

ECのミカタ編集部

株式会社ラクーン(本社:東京都中央区)が提供するBtoB後払い決済サービス「Paid(ペイド)」は、毎月定額料金でサービスを提供している企業に対し、その売掛金の請求を自動化できる新プラン『Paid定額自動請求』を4月19日から開始すると発表。併せて本プランの事前申し込み受付をスタートするとした。

 サブスクリプション型というビジネスモデルが、いま市場の注目を集めているのをご存知だろうか。これは月額、年額など定額の継続課金型のビジネスで、これまでの売り切り型モデルとは一線を画す。そういったサブスクリプション型のBtoB事業において、決済周りの業務を一括して代行してくれるのが 「Paid(ペイド)」だ。

 「Paid(ペイド)」 は、企業間取引の掛売り(後払い)決済で発生する請求書発行、入金確認、督促業務をすべて請け負ってくれる。面倒な事務作業や回収漏れの負担がなくなり、安全でスピーディな掛売り取引が行えるとして、現在 2,200 社以上の加盟企業がこの「Paid(ペイド)」を導入している。

『Paid定額自動請求』で変わる決済周りの業務

 その「Paid(ペイド)」が新たに新プラン『Paid定額自動請求』を発表。企業間取引において毎月定額で発生するサービス利用料や、月額会費等の請求を全自動で行うことができる。これまでは毎月の請求データをPaid上にアップする作業が必要だった。この新プランではさらにその手間も必要なくなり、一度請求金額や請求日を登録するだけで、その後の請求業務は一切なく、取引先へ毎月の請求を行うことが可能となった。

 利用料金は既存サービスの利用料金と同様で、初期費用・月額固定費用等もかからず、取引金額の 1.9%~の保証料のみで利用が可能。未入金が発生した際も100%代金の支払いをしてくれるので、支払い状況や限度額を毎月確認する手間が省け、業務の効率化に大きく貢献している。すでに『Paid定額自動請求』の事前申し込み受付は始まっており、サービス開始は4/19からとなる。

決済業務の自動化は新たなサービスへの投資

決済業務の自動化は新たなサービスへの投資

 サブスクリプション型サービスの提供を行う企業は増加し、ITの技術はますます加速しているにも関わらず、決算の方法は今も昔もそれほど変わっていない。請求書を送り、入金を確認し、支払いが遅れるようなことがあれば入金の催促をして…といった事務作業に手を取られる。また、適切に与信を管理しなければ、未回収や貸し倒れなどのリスクが高まってしまう。

 「Paid(ペイド)」を導入すれば、インターネット上で決済データを入力するだけの作業で、決済にかかわるすべての作業が完了する。請求書のやり取りや、未回収のトラブルで頭を抱える必要もなくなりそうだ。これからのIT業界やECサイトは、こうした業務の効率化を推し進めることによって「新しいモノ」や「新しいサービス」をどんどん生み出していくのだろうと感じた。


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