「nend」7周年の軌跡を辿るインフォグラフィック公開。激動のスマホ広告業界を生き抜く力

ECのミカタ編集部

 インターネット広告事業を展開する株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)は、運営する国内最大級のスマートフォン向け運用型アドネットワーク「nend(ネンド)」およびスマートフォンの歴史をインフォグラフィックスで振り返るコンテンツ「nend7周年 インフォグラフィックで見る7年の軌跡」を公開した。

 「nend」は2010年4月27日にβ版としてスマートフォンアドネットワークサービスを提供開始し、同年7月27日に正式リリース。「nend」という名称には、「『粘土』のように形を変えながら環境に適応していくプロダクト」という意味合いと、「『NeverEND』なプロダクト」という意味合いが込められており、その名のとおり、さまざまなサービス改善を重ねながらこのたび7周年を迎え、国内におけるアプリメディアのシェアにおいてはNo.1を獲得するに至った。

 2011年には出荷台数でフィーチャーフォンを上回ったスマートフォンは、国内だけでも現在8,000万人以上のユーザーがいると言われている。そこに対して、「nend」ではスマートフォンユーザーが楽しめるコンテンツを充実させることでより豊かな社会を実現するというミッションのもと、広告掲載料の提供という形でメディアのコンテンツ運営基盤を支援している。

 結果として、7年間で「nend」が配信した広告の総インプレッション数は2兆、総クリック数は52億、クリックから生まれたコンバージョン総数は8,000万以上、メディアへの広告掲載料総支払額は300億円以上にのぼるなど、スマートフォンコンテンツのエコシステムに貢献してきた。

 公開された「nend7周年 インフォグラフィックで見る7年の軌跡」では、スマートフォンに関わるこれらの情報の他、Web・アプリの登録メディア数や広告主プロモーション数、現在「nend」が配信に利用しているサーバー台数など、通常非公開としているサービス内部の数値も広く公開されている。

 「nend」では、「ユーザーに価値ある情報を、広告主には最適な広告効果を、メディアには最大の広告収益を」提供し続けることを目標に、引き続きサービス改善に取り組んでいくとした。

流れの速い業界で「変化し創造し続ける事」ができるか

 「nend」が誕生した7年前はスマートフォンでモノが売れる事は当たり前ではなかった。時代は大きく動いたのだ。スマートフォンと広告の相性は非常に良好で、上記に挙げたインプレッションなどの数値を見ても分かるように、「nend」の広告から大きな経済の流れを生み出していた事がわかる。

 スマートフォン広告業界はまだまだ伸びると言われており、テレビ広告などマスメディア広告のリーチが比較的困難な若年層ユーザーへのリーチはもちろんの事、今後は位置情報の活用や、動画広告にも注目が集まっている。この業界の流れは非常に速い。時代の変化に対応しながら新しいサイクルの中で、新しい付加価値を創造し続ける事が「nend」には求められていくのだろう。

ECノウハウ


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事