「C CHANNEL」と「Ameba」共同で動画広告の提供開始。情報過多の中、消費者に「刺さる」広告を

ECのミカタ編集部

 日本最大規模の女性向け動画ファッションマガジン「C CHANNEL」を運営するC Channel株式会社(本社:東京都港区)は、「Ameba」を運営する株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区)と共同で、スマートフォン向けの動画広告の提供を開始した。

 動画広告を活用した企業のプロモーションニーズの急激な高まりとともに、配信メディアやフォーマットの多様化が進んでいる。メディアの特性や形式に最適化された専用のクリエイティブを制作して展開するプロモーションがいま人気だ。

 このたび、スマートフォン視聴に最適化した短尺動画制作に関する独自のノウハウをもつ「C CHANNEL」と20~30代女性への圧倒的なリーチ力に強みをもつ「Ameba」がタッグを組み、両メディアの強みを掛け合わせた広告商品を共同で開発した。この連携によってオリジナル動画コンテンツの制作からターゲットユーザーへの効率的な配信、レポーティングまでをワンストップで提供することが可能になる。

 キャスティングにおいても「C CHANNEL」で人気のクリッパーや高い専門性をもつ公認クリッパーなどの起用のほか、「Ameba」のオフィシャルブロガーのネットワークやサイバーエージェントグループにおけるインフルエンサーネットワークを活用することも可能となり、広告主企業のプロモーション目的に応じて最適な提案をしてくれる。

闇雲な動画配信ではなく、プロのクオリティで高い制作意図のある広告を

 動画広告は今その勢いを増している。インフルエンサーの活躍も相まって、費用対効果は高いとされている。しかし、ただ闇雲にインフルエンサーマーケティングを活用し、動画を作ったとしても、やはり商材との相性や専門性も問われる。今回の連携ではプロがしっかりとキャスティングから撮影・編集、配信も拡散も請け負ってくれるという点で安心できる点は多い。

 スマートフォンの普及がこれだけ進み、各SNSの拡散力は日を追うごとに高まっている。インフルエンサーとファンの相互関係はEC業界にも大きな影響を与えており、これまでは「何を」売るかが大きな焦点だったが、これからは「誰が何をどのように」売っているか、に消費者の関心は向かっている。情報過多の社会の中で消費者に「刺さる」広告が今、求められているのだろう。

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