『GenicJD』で企業・店舗と「インスタ映え」が得意なインフルエンサー女子大生を繋ぐ

ECのミカタ編集部

 『GenicJD』で企業・店舗と「インスタ映え」が得意なインフルエンサー女子大生を繋ぐ

 ディップ株式会社(本社:東京都港区)は、インフルエンサーの女子大生と自社製品・商品をPRしたい企業・店舗をつなぐサービス 『GenicJD』の事前登録を開始した。本サービスはディップの学生インターンを中心とした新規事業開発体験プログラム「UNIV.Accelerator」で企画・開発し、リリースは2018年春を予定している。

 ニールセンデジタル株式会社が行った調査によると、国内のインスタグラム利用ユーザーのうち、男女比率で女性が6割、年齢層では20~30代の利用者が多いと発表されている。そこでディップは、インスタグラムに関心の高い女子大生に着目し、学生インターンプログラム「UNIV.Accelerator」にてインタビューを実施。すると「インスタ映えする写真はたくさん撮りたいけれどお金がかかる」という悩みが多く挙がり、その課題解決に誕生したのが『GenicJD』というサービスだ。

 『GenicJD』は、インスタグラムを利用し、グルメ・ファッション・コスメなどのインスタ映え写真を撮りたい女子大生と、学生や若年層に自社商品・メニュー・サービスなどをPRしたい企業・店舗とが双方に活用できるサービス。企業・店舗がインフルエンサーとなる女子大生にオファーし、選ばれた女子大生の希望内容と一致すれば、サービス成立となる。

 本サービスに登録すれば、自社製品・商品をPRしたい企業・店舗からオファーが届き、自身の希望と一致すればインフルエンサーとしてオファー企業・店舗からお得に商品・メニュー・サービスなどが受けられ、インスタグラムに投稿することができる。なお、登録条件はインフルエンサーとして必要なフォロワー数2,000人を超えているユーザーに限定される。

信頼されるのはユーザーにとって身近な存在の発信源

 女子大生たちは、同じ大学の友達のみならず、趣味・趣向の合うフォロワーや同世代のフォロワーを多く抱えているので、企業・店舗のアピールしたい商品・メニュー・サービスなどを、インスタグラムを通して学生や若年層に効率よく拡散することが可能だ。費用は1選定あたり4,000円からとなっており、広告出稿料を抑えたPRなどに利用することができる。

 狙ったターゲットに対して低価格でしっかりとリーチできる良い仕組みだと感じる。「仕事」になることで発信する女子大生の熱量も高くなるだろう。インフルエンサーマーケティングが流行しているが、その発信源はますますユーザーにとって身近な存在が選ばれるようになってきている。

 消費者側も「広告感の少ない身近な存在」がオススメする商品を手に取る傾向があるといえる。若年層にリーチしたい企業はこういった拡散手法も取り入れられてきている、と認識しておかなければならないだろう。

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