博報堂アイ・スタジオとライオンが提携しハンドソープの残量を計測して購入~配送まで自動で行う『キレイキレイ“Push Connection”』を開発

ECのミカタ編集部

株式会社博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 誠一、以下 博報堂アイ・スタジオ)は、ライオン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:濱 逸夫、以下 ライオン)と共同で、ハンドソープのボトルをプッシュする回数とプッシュ時刻をデータ化し、自動リフィル配送などのサービスを提供するボトル装着型IoTデバイス「キレイキレイ“Push Connection”(プッシュ コネクション)」のコンセプトモデルを開発した。

また同コンセプトモデルは、北海道札幌市で2018年10月12日(金)~14日(日)の期間に「No Maps(新しい価値・文化・新しい社会の姿を提案するテクノロジーやコンテンツ、サービス、そしてそれらを生み出す人たちが、札幌・北海道という開拓の大地に集い、交わり、刺激し合い、さらなるビジネスを生み出していくための場とするビジネス・コンベンション)」のライオンブースにて出展をする。

「家族の清潔習慣」を提供

ライオン株式会社の「キレイキレイ」は、毎日の手洗い・消毒などの衛生行動を“キレイキレイする”という楽しい習慣に変えることで、家族の健康を守りたいという理念をもとに展開しているブランドだ。1997年の誕生以来、時代のニーズに合った商品や施策を次々と生み出し、日本中に「家族の清潔習慣」を提供してきた。

ボトルをプッシュする回数と時間をカウントしてデータ化

博報堂アイ・スタジオでは、CX(カスタマーエクスペリエンス)デザイン部を設け、データを基点とした生活者の行動特性に対する深い知見と、デジタルならではの体験づくりのノウハウを武器に、人がものに触れる時のワクワク感から、利用中の体感、リピート利用の期待感までをトータルで設計・実現し、クライアントのビジネス成長に貢献してきた。

今回共同開発した「キレイキレイ“Push Connection”」は、博報堂アイ・スタジオCXデザイン部のデータ基点の生活者理解と体験設計により、日常のワンアクションでしかなかったプッシュという行為に価値を加えることによって、働くママにゆとりを与え、家族間のコミュニケーションをサポートするとしている。

「キレイキレイ“Push Connection”」のボトルをプッシュする回数と時間をカウントしてデータ化し、専用アプリと連動させることで、最適なタイミングで様々なサービスの提供を可能にする。

今回のコンセプトモデルでは、ボトルのプッシュ回数から、ハンドソープの残量を計測して少なくなると自動でリフィルを発送する“Delivery(デリバリー)”と、プッシュする時間を計測し、音声メッセージとともに子供の帰宅などを通知できる“Call(コール)”の2種の機能を発表する。

さらに、このコンセプトモデルを通じて集まったプッシュの数と時間のデータを活用したクリエイティブを提供することで、新しい体験価値の創造に貢献していく方針だ。

プッシュコネクションの特徴

同社では、「プッシュコネクション」の特徴を次のようにまとめている。

◆1.
Delivery:ボトルの残量をプッシュ回数で計測し、ぴったりのタイミングで届く自動配送サービス

装着したIoTデバイスがプッシュ回数から自動でハンドソープの残量を計測し、残量がある一定量まで少なくなると、自動的につめかえ用のハンドソープが発注され、商品が届く。買い忘れや、定期購入の場合に起こりがちな「届く前に足りなくなってしまう」「早く届いて余ってしまう」などの、ストレスを減らすことができる。

◆2.
Call:ワンプッシュで家族とのコミュニケーションを促す遠隔通知サービス

IoTデバイスを取り付けたハンドソープを1プッシュすると、メッセージアプリと連動するので、音声メッセージを送ることができる。1プッシュして、「ただいま」など好きな言葉を吹きこむと、音声メッセージを自動で家族に送信することができる。手洗い時のワンプッシュで家族間のコミュニケーションを促す。

働く親の心に“ゆとり”をもたらすサービスを開発

また今後の予定として下記のものをあげている。

◆1.
ビジネスカンファレンスイベント「No Maps 2018」に出展

共同開発した「キレイキレイ“Push Connection”」をNo Maps 2018で展示し、コンセプトモデルを用いた実証実験を行う。

[展示概要]

期間:2018年10月12日(金)~14日(日)

場所:札幌駅前通地下歩行空間 特設会場 北一条イベントスペース

内容:ライオンのブース内で、「キレイキレイ“Push Connection”」のコンセプトモデルを装着したキレイキレイハンドソープを設置、サービスの疑似体験を提供。

◆2.
フィードバックを踏まえた共同開発の進行

実証実験を通じてコンセプトモデルの改良を行い、多忙な働く親の心にゆとりをもたらすサービスの開発を目指す。

日用品ECの新たな潮流となるか

日用品や日用雑貨は、成長を続けるEC市場の中でも利用が進んでいる分野のひとつだ。特にハンドソープなどは、定期的に補充が必要であり、継続した購買行動が見込める。

一方で消費者側からすれば、毎回、製品を使い切るたびに購入をしなければならず、また忙しい生活の中で、購入のタイミングもなかなか計りきれないといったこともあるだろう。

こうした点に着目し、Amazonでは「ダッシュボタン」を開発し、ボタンひとつで、対応する商品が届くサービスをいち早く提供している。今回の「プッシュ コネクション」については、自動的に利用状況を把握し、完全に使い切る前に商品購入と配送が行われる点で、一歩進んでいるとも見ることができる。

今後、日常で使うさまざまな製品で、同様の動きが広がっていくのか、大いに注目されるところだろう。

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