LINEがサイバーエージェント・DAC・電通デジタル・トランスコスモスを最上位パートナーに認定

LINE株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：出澤 剛）は、同社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発を行う広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するパートナープログラム「LINE Biz-Solutions Partner Program」において、2019年上期の認定パートナーの発表・表彰を行った。

広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰

「LINE Biz-Solutions Partner Program」は、LINEが提供する各種法人向けサービスの拡販および機能追加・改善をより積極的に推進することを目的に導入された、「LINE Account Connect」、「LINE Ads Platform」、「LINE Sales Promotion」の各プロダクトにおいて、広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するプログラムとのことだ。

今回の認定から、新たに店頭販促ソリューション「LINE Sales Promotion」もプログラムに追加された。「LINE Account Connect」部門は「Sales Partner」「Planning Partner」「Technology Partner」の3カテゴリーにおいて、「LINE Ads Platform」部門は「Sales Partner」「Technology Partner」の2カテゴリーにおいて、「LINE Sales Promotion」部門は「Sales Partner」のカテゴリーにおいて認定が行われる。

認定・表彰にはトップクラス企業が名を連ねた

LINEは、同プログラムにおける2019年上期の認定パートナーとして、次の企業を各部門の最上位パートナーとして認定・表彰した。なお、「LINE Sales Promotion」部門は「Sales Partner」においては、2019年1月〜6月の実績より、3段階（Diamond／Gold／Basic）のランク認定を導入予定となっている。

◆「LINE Account Connect」部門

Sales Partner「Diamond」
・株式会社サイバーエージェント
・株式会社電通デジタル

Technology Partner「Diamond」
・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
・トランスコスモス株式会社

「LINE Ads Platform」部門
Sales Partner「Diamond」
・株式会社サイバーエージェント

LINE Biz-Solutions Partner Program概要

◆「LINE Account Connect」部門

[Sales Partner]

LINE公式アカウントを中心軸とした広告商品、およびAPI関連サービスの販売するパートナー。LINE公式アカウントを中心軸とした広告サービスを対象とし、売上金額やアカウントの新規開設件数、保有しているアカウントの平均Push（IFAなど含む）配信数などを基準に認定され、特に優秀なパートナーは「Diamond」、「Gold」として表彰される。認定パートナー各社には、そのランクに基づき、新プロダクトの優先案内や営業サポート、LINE主催イベントへの招待などの特典が付与される。

[Planning Partner]

LINE公式アカウントを中心軸とした広告商品、およびAPI関連サービスの企画・運用を支援するパートナー。LINE公式アカウントを中心軸とした広告サービスを対象とし、LINEの仕組みを活かしたビジネスソリューションの提案ができているか、LINEの勉強会等へ積極的に参加する意欲とリソースがあるかなどを基準に認定される。認定パートナー各社には、LINEメディアでの紹介やLINE主催イベントへの招待などの特典が付与される。

[Technology Partner]

LINE公式アカウントを中心軸としたAPI関連サービスと連携し、サービスを提供するパートナー。LINE公式アカウントを中心軸とした広告サービスを対象とし、要望に応じてLINEと連携するツールの仕様共有が可能であるか、LINEの仕様変更時に対応するスキル・リソースがあるか、要求される技術仕様を保つことができるかなどを基準に認定される。認定パートナー各社には、LINEメディアでの紹介やLINE主催イベントへの招待などの特典が付与される。

◆「LINE Ads Platform」部門

[Sales Partner]

運用型広告「LINE Ads Platform」を対象とし、半年ごとの累計売上実績などを基準に、5段階（Diamond／Gold／Silver／Bronze／Basic）のランクで認定される。認定パートナー各社には、そのランクに基づき、新プロダクトの優先案内や営業サポート、LINE主催イベントへの招待などの特典が付与される。

[Technology Partner]

-Data Provider Partner
運用型広告「LINE Ads Platform」を対象とし、認定希望社からの申請に基づき、広告識別子などの保有データ量やそれを活用した売上、提供するサービスの導入クライアント数などを基準に認定される。認定パートナー各社には、自社保有データを活用したLINE Ads Platform連携配信が可能になる特典が付与される。

-Ads Measurement Partner
運用型広告「LINE Ads Platform」を対象とし、広告計測ツールを提供する認定希望社からの申請に基づき、該当ツールの導入事業者およびサービス数、また該当ツールを経由するLINE Ads Platform売上実績などを基準に認定される。認定パートナー各社には、LINE Ads Platform内の計測データや計測連携機能の提供を行う特典が付与される。

-Ad Tech Partner
運用型広告「LINE Ads Platform」を対象とし、認定希望社からの申請に基づき、API経由の売上実績や効果改善事例や実装機能内容などを基準に認定される。認定パートナー各社には、そのランクに基づき、APIのアカウント数の制限緩和やβ機能（試用機能）の提供、プロダクト開発サポートなどの特典が付与される。

◆「LINE Sales Promotion」部門

[Sales Partner]

LINEを活用した店頭販促ソリューション「LINE Sales Promotion」を対象とし、半年ごとの累計売上実績などを基準に認定される。認定パートナー各社には、新プロダクトの優先案内や営業サポート、API提供、LINE主催イベントへの招待などの特典が付与される。また、2019年1月〜6月の実績においては、3段階（Diamond／Gold／Basic）のランク認定も導入される。

価値のある情報接点を提供

LINEでは、今後もパートナー企業との密接な連携と様々なメニューを通じて、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていく方針でいるとしている。

ひとつのコミュニケーションアプリの枠を超えて、ECをはじめとした複合的かつ多角的な総合プラットフォームへと成長したLINE。その勢いと広がりは、同社が設定する各種のパートナープログラムと、そこで認定・表彰される企業の顔ぶれから見ても証左されているようだ。