クックパッドマート、1週間先までの注文を可能に。イベント食材調達や、出店者にもメリット
クックパッド株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:岩田林平)は、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、2019年11月5日(火)より、1週間先までの注文が可能になる「日付指定注文」機能をiOS版より提供開始した。Android版は順次対応予定。
1週間先の配送分まで対応
クックパッドマートは、生鮮食品に特化したECサービスだ。
これまでは最短の配送日分の商品のみ注文可能だったが、機能追加により1週間先の配送日分までの商品を注文できるようになった。
「明後日の注文を忘れないように今注文したい」
「週末のパーティー用の食材を事前に予約したい」
「週末に来週分の食材をまとめて注文したい」
というような利用者の様々なニーズに対応でき、買い物の利便性向上につながることが期待できる。
季節のイベントにも活用しやすい
年の後半はイベントが多く、生鮮食品へのニーズが高まることが予測される。
クリスマスには鶏肉専門店のローストチキンや丸鶏、年末年始には市場仲卸の様々な鮮魚など、季節ごとに必要となるイベント食材も日付指定注文によって余裕を持って注文することができる。
長期的スケジュールがわかると出店者にもメリット
出店者は事前に注文商品がわかることで需要予測がしやすくなる。
ベーカリーのパン、チーズ専門店のフレッシュチーズなど、仕込みが必要な生産品の生産数調整が可能になり、商品在庫の確保がしやすくなる。また、これまでは取り扱うことができなかった、仕入れまで中2日以上かかるような商品の取り扱いもできるようになるため、取り扱い品目数の拡充が見込める。
1週間先まで注文できるようになったことで、営業曜日が限られた出店者の商品も購入しやすくなり、週に1日しか営業しない店など、より多様な生産者・販売者が出店しやすくなるのも大きなメリットだ。
1週間先までの注文を可能としただけで、出店者にとっても購入者にとっても大きなメリットが生まれる。
食品などは特にこの日にほしい!などの要望も多いうえに、工数に時間を要するものの出店チャンスが広がったのは今まで出店を検討できていなかった企業にとっても朗報となるのではないだろうか。