クックパッドマートが生産者と連携して新たに定期便商品を開発

ECのミカタ編集部

クックパッド株式会社(以下「クックパッド」または「同社」)は、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、定期便オリジナル商品の共同開発・販売を開始した。

第一弾はサラダセット3種

クックパッドは、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、定期便オリジナル商品の共同開発・販売を開始した。オリジナル商品は、クックパッドマートがサービスを運営する中でわかった「ユーザーの日々の料理の課題を解決するもの」を、小規模事業者をはじめとする全国の食のつくり手と連携して開発したもので、第一弾として大分ほっぺリーフ株式会社と共同開発したサラダセット3種の販売を開始するという。

同社によれば、ベビーリーフの概念を覆す味わいや柔らかさが特徴で、新鮮な状態を保ったまま最長2週間保存が可能だ。包丁を使うことなく調理でき、葉物野菜独特のえぐみや苦味が苦手な方や子どもがいる家庭でも、手軽においしいサラダを作ることができるとしている。

サービスの概要

サービスの概要

▶生鮮食品EC「クックパッドマート」は食のつくり手と連携し、定期便オリジナル商品の共同開発・販売を開始

▶定期便オリジナル商品第一弾は、大分ほっぺリーフ株式会社と連携した大分県産のベビーリーフをブレンドしたサラダセットで、毎週1,021円(税込)で80g入りの商品が3袋届く

▶ベビーリーフの概念を覆す味の濃さや柔らかさ、最長2週間保存可能な日持ちの良さが特徴で、葉物野菜独特のえぐみや苦味が苦手な子どもがいる家庭でも包丁を使わずにおいしいサラダを手軽に作ることができる

▶クックパッドマートのコアユーザー層は近年増加している共働きの子育て世帯(以下、DEWKs世帯)で、豊富な商品ラインナップや利便性が支持されており、低価格で品質の確かな食材が届く定期便の利用者が急増している

▶DEWKs世帯は現在日本全体で増加傾向にあることから、クックパッドマートコアユーザー層にとって利便性が高く良質な定期便の商品を展開することが多くの生活者にとって「毎日の料理を楽しみにする」ことにつながると考えた

▶今後もクックパッドマートはさまざまな作り手と連携し、定期便オリジナル商品の共同開発・販売を強化していく

今後も作り手と連携して商品を創出

クックパッドマートは2018年にサービス展開を開始し、現在約1万5千種類の商品を扱っている。ユーザーの中で多くを占めるのはDEWKs世帯で、一品から送料無料で都合の良い場所や時間で商品を受け取ることができる点や、豊富な商品ラインナップが高い評価を得てきた。

2022年5月には日常的に家庭で使用される食材が毎週100円(税抜)で届く「おいしい食卓応援定期便」を開始し、物価高の中、低価格で確かな品質の食材が手に入れられることから利用者が急増。現在15,000人以上が定期便を利用している。

現在日本全体でもDEWKs世帯が増加傾向にあることから、同社はサービスのコアユーザー層であるこれらの家族形態の家庭にとって利便性が高く良質な商品を開発・展開することが、多くの生活者の「毎日の料理を楽しみにする」ことにつながるのではないかと考え、農家(生産者)や水産事業者など食のつくり手と共に、定期便オリジナル商品を共同開発することを決定したとしている。

商品開発においてクックパッドマートは、つくり手に対しユーザーのニーズを伝えることを通して生活者視点で「より良い」商品づくりのコンサルティングを行うという。商品はクックパッドマート内で売り場が確保され、クックパッドマート独自の流通網を活かして流通することから、ECに不慣れなつくり手も手軽かつ効率的に一都三県の生活者に商品を届けることを実現している。

また定期便であることから、出荷量が事前に把握できるため、コスト管理が容易になり、在庫過多による食品ロスなども生じにくくなるという利点もある。クックパッドマートは今後について、さまざまなつくり手と連携し定期便オリジナル商品の共同開発・販売を強化するとしっており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

※DEWKs:Dually Employed With Kids(あるいは Double Employed With Kids)世帯の略

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