アプリを使ったマーケ・プロモをワンストップで支援 『Criteoアプリインストール』が正式リリース

ECのミカタ編集部

インターネット上のオープンな広告プラットフォームを提供するCriteo株式会社(クリテオ、本社:フランス、日本取締役社長:グレース・フロム、以下:Criteo)は、スマートフォンやタブレット端末などのモバイルアプリ向けソリューションとして「Criteoアプリインストール」の提供を11月19日より正式に開始することを公表した。

顧客獲得・ロイヤリティ醸成・CV向上をワンストップで

「Criteoアプリインストール」は、機械学習と予測最適化によりまだアプリを
持っていない適切な新規顧客へのリーチ及び獲得までを実現するアプリ広告ソリューションだ。

これまでCriteoは、アプリ広告ソリューションを強化し、認知から検討、コンバージョンに至るすべての消費者行動に、より一層きめ細やかに対応することを目的として2018年には顧客の目的に沿った成果重視型のアプリインストール広告ソリューションを提供するManage(マネージ)を買収するなど、アプリ広告における精度向上に努めてきた。

今回のCriteoアプリインストール提供開始により、新規顧客の獲得から既存顧客とのエンゲージメントやリターゲティング、コンバージョンまでを1つのプラットフォームで一括管理することが可能になった。

Criteoアプリインストールでできること

Criteoアプリインストールでできること

Criteoが提供するアプリ内広告のリターゲティングとリエンゲージメントソリューションに加えて今回登場したCriteoアプリインストールにより、以下が可能になるとしている。

・アプリのダウンロード数を増やす一方で、ダイナミックリターゲティング広告により既存顧客とのエンゲージメント向上とアプリへの再訪を促す。

・顧客の好みに合わせた広告を表示することでアプリ内広告のコンバージョン向上を図る。

・機械学習と予測最適化技術により対象とすべき最適な顧客を見つける。

・膨大なパブリッシャーのネットワークから質の高い新規顧客の獲得につなげる。

・モバイル向けの高品質なビデオ広告在庫へのアクセスが可能になる。

・認知からコンバージョンに至るまで一貫したキャンペーン管理が可能に。

アプリを通したビジネス成長を支援

Criteo株式会社でモバイル事業を率いる鶏田薫氏は次のように述べている。

「モバイル端末を利用するユーザーが増える中、利便性の高いアプリはロイヤルカスタマーを生み、エンゲージメントを高めていく上で、小売業者にとって欠かせない存在となりました。また、Manageを買収したことにより、小売業者だけではなくニュース、 メディア、ソーシャルといったアプリに特化した業種に対しても強力に支援できるようになりました。マーケターの皆様が、アプリのインストール数や売上増加を達成し、ビジネスを成長させるための方法として『Criteoアプリインストール』をご活用いただきたいと思います」

モバイルアプリを対象にしたマーケティングはAPAC(アジア太平洋)地域において加熱の一途をたどっており、決済方法のグローバルトレンドをまとめたWorldpayによると、モバイルコマースにおいて、これからの数年でAPACが世界的な変革を牽引することが予測されているという。

Criteoが発表した2019年第2四半期グローバルコマース調査レポートの分析結果においても、APACにおける取引のうち80%をモバイルが占め、その内訳は、
アプリ経由が58%、モバイルウェブが22%だったそうだ。第1四半期の同レポートとの比較からも、オンライン商取引がスマホなどのモバイル端末上で完結する傾向が高まっていることが見てとれる。

モバイルアプリを活用した消費者へのアプローチは、アプリ開発からインストールされるまでが最初のステップだ。同社の調べでは日本におけるモバイルアプリ利用者のうち、34%が初回以降はアプリを利用しておらず、64%が5回以下の利用で休眠ユーザーになっている。

こうした現状を前に『Criteoアプリインストール』がアプリを通したマーケティングによるビジネス成長に向けて、さらに力強く支援することになりそうだ。


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