サイバーエージェントとワンメディア連携し『ブランデッドチャンネル』の提供を開始 YouTubeアカウントの開発・運用を通して企業のコンテンツマーケティングを支援

ECのミカタ編集部

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)はインターネット広告事業において、ワンメディア株式会社(本社:東京都目黒区:代表取締役:明石ガクト)と共に、広告主企業の自社YouTubeチャンネルの開発・運用を行うコンテンツマーケティングソリューション「ブランデッドチャンネル」の提供を開始した。

コンテンツマーケをワンストップで

サイバーエージェント社はインターネット広告事業において、ワンメディア社と共に広告主企業の自社YouTubeチャンネルの開発・運用を行うコンテンツマーケティングソリューション「ブランデッドチャンネル」の提供を開始した。

提供が開始される「ブランデッドチャンネル」は、広告主企業の自社YouTubeチャンネルの開発から動画の企画、撮影、編集、広告運用までをワンストップで提供するコンテンツマーケティングソリューションとなっている。

なおワンメディア社は、ソーシャルエンタメ動画の企画・制作を行い、SNSやLINE、OOH、YouTubeなどあらゆるデジタルスクリーンへ配信。インフルエンサーの影響力とファンコミュニティを巻き込むSNS連動型の動画制作を得意としている。

継続的にターゲットへコンテンツを発信

継続的にターゲットへコンテンツを発信

SNSやWeb動画の普及に伴い個人の趣味嗜好が多様化している昨今、メディアのプラットフォームが整備され個人がメディアとなりコンテンツを配信可能になってきている。広告主企業にとって、いかにユーザーに視聴され伝わるコンテンツをつくり届けるかということが課題視されており、広告のみならず優良なコンテンツへの投資も重要だ。

このような環境変化を背景に企業チャンネルを開設し、単発の施策に留めることなく継続的にターゲットへコンテンツを発信していくことで、既存の企業ファンのみならず、潜在ターゲットへのリーチ・新規獲得を狙い、ファンコミュニティの拡大およびコンテンツを自社の資産としてストックする仕組み形成を図るとしている。

新サービス提供に際し、独自のヴィジュアルストーリーテリングでブランドメッセージをエンタメコンテンツ化してきたワンメディアが動画の企画・制作を行い、デジタル領域におけるマーケティング支援を強みとするサイバーエージェントがファンコミュニティ作りおよび広告運用を行うことで、両社の強みを生かし、ブランドの価値向上に繋がるコンテンツマーケティング支援の実現を目指す方針とのことだ。

いかに視聴され伝わるコンテンツを届けるか

いかに視聴され伝わるコンテンツを届けるか

新サービス開始に際して明石ガクト氏は次のように述べている。

「社会全体において最早YouTubeはインフラであり、企業にとっては既存のファンだけではなく、潜在ターゲットへのリーチと新規獲得が狙える一等地だともいえる。しかしYouTuber中心のコンテンツで大きくなってきたその場所で、CMを配信してもスキップされて終わってしまうことがほとんどだ。つまり企業側には“いかにターゲットに視聴され、伝わるコンテンツを届けるか“ということが重要な課題として存在し、広告だけでなくコンテンツへの投資が求められている。いわば2020年はコマーシャルメッセージ(CM)からブランドメッセージ(BM)への転換が求められる節目の年になる。

そんなタイミングで、サイバーエージェントさんとワンメディアがタッグを組み、満を持して送り出すプロダクトがこの『ブランデッドチャンネル』だ。『ブランデッドチャンネル』では、この環境の変化を汲み取った企業チャンネルを開設し継続的にターゲットへコンテンツを発信し続けることで、広告費を使い捨てにせず未来のファンにブランドを伝えていくためのコミュニティ基盤を作ることが可能になる。5年後10年後も企業と視聴者にとって意味のある動画に僕らは全力でコミットしたい」

インターネットの普及とブロードバンドの定着、モバイルデバイスの高機能化などによって、従来のマスメディアだけでなく個人や一般の企業がコンテンツを発信できるようになってきた。一方で「クリエイティブ」であるコンテンツを生み出し、それをターゲットとなる潜在顧客に届け、さらにロイヤリティを醸成する手法を上手くまわせている企業はごく一部だろう。今後さらにそうしたコンテンツマーケティングの重要性が高まる中、新サービスは心強い味方となってくれそうだ。


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