建材ECサイト『HAGS-ハグス-』が施工業者マッチングサービスを開始　掲載6,000点超のアイテムで幅広い工事に対応

株式会社WAKUWAKU （本社：神奈川県横浜市 代表取締役：鎌田友和）は建材ECサイト「HAGS-ハグス-」において施工業者のマッチングサービスを開始したことを公表した。

6,000点超のアイテムを掲載

ITとリアルを融合した中古住宅プラットフォーム事業を展開するWAKUWAKUは、国内最大級の建材ECサイト「HAGS-ハグス-」において施工業者のマッチングサービスを開始した。

HAGSは2018年9月に開設した建材ECサイトだ。家庭用DIY用品から建材・リノベーションアイテム、さらにはオリジナル商品などの6,000点を超えるアイテムを揃えており、一般消費者だけでなく2,800社以上の工務店・建築会社等が利用している。

デザイン性が高くユニークな建材・リノベーションアイテムを掲載することで工務店・建築会社等のデザイン提案や建材ニーズの問題解決に対応し、2022年までには3万社超の法人登録数を目指しているという。

幅広い工事に対応可能

提供が開始されたマッチングサービスでは1日単位で施工サービスを受けられる事がポイントで、フローリング、洗面工事、タイル、塗装、電気工事、キッチン組み立てなど幅広い工事に対応できるという。ECサイト内の事例やカテゴリーから選んだ商品を施工することもでき、トータルコーディネートにより、建材選びから施工まですることも可能だとしている。

対象エリアを拡大予定

同社では新サービス導入の背景として次のように述べている。

「HAGSは、2019年12月に東京ショールーム（恵比寿）を開設し、また登録会員数も6,200人を超えるECサイトに成長して来ていますが、『自分で取り付けができない』『 施工業者を手配するのが大変』という顧客のニーズが多く、顧客のお悩みを解決するために建材の調達から取付・施工までのワンストップサービスを展開する事となりました。当初は、首都圏、京阪神を主な対象エリアとして開始しますが、徐々にエリアを拡大させていく予定です」

EC市場は拡大の一途をたどっている。まだまだ国内市場全体でのEC化率も大きな伸びしろがあるが、特に建築・設備分野においてはこれまであまりマッチングサービスなどの活用が進んでこなかった。今回の新サービス提供はそうしたこれまでEC化が進んでいなかった分野への進出という文脈とともに、BtoBという側面からも大いに注目と言えそうだ。