D2Cをインフルエンサー施策で支援 クロスリング社とDirect Tech社の提携で『インフルエンサーD2Cラボ』の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社クロスリング(本社:東京都港区、代表取締役:村上慶充、以下クロスリング)は、Direct Techと連携し、D2Cプラットフォーム「インフルエンサーD2Cラボ」の提供を開始した。

ブランド構築に最適なインフルエンサー施策を提供

クロスリング社は、ベクトル子会社のDirect Techと連携し、インフルエンサーとの協働による商品の企画開発・製造からブランディング、販売、物流まで、事業投資も含めてトータルでプロデュースするD2Cプラットフォーム「インフルエンサーD2Cラボ」の提供を開始した。

提携を通してクロスリングのインフルエンサー分析ツールのスプレイに蓄積された、2,500名以上のインフルエンサーの興味・関心データやファンのデモグラフィックデータ等を活用し、D2Cブランドを構築する上で親和性が高く、熱量を持ったインフルエンサーのキャスティングや、ローンチ後のマーケティング施策の最適化を実施するとしている。

異なる課題に柔軟に対応

異なる課題に柔軟に対応

クロスリング社は、インフルエンサーマーケティングのリーディングカンパニーだ。業界トップクラスのノウハウとテクノロジーを強みに、インフルエンサーマーケティングを必要とする、あらゆるブランド・エージェンシーの課題解決を支援している。「全部おまかせ」から「インハウスでインフルエンサーマーケティング」を実現するためのクラウドツールの提供まで、立場やフェーズにより異なる課題に柔軟に対応する。

同社が提供する「インフルエンサーD2Cラボ」は、D2C事業に必要な機能・サービスをワンストップで提供し、インフルエンサーが持つ世界観をブランドコンセプトや商品特徴に落とし込み、情報発信力を活用したD2C 事業を共同で展開するD2Cプラットフォームとなっている。

インフルエンサー施策の最適化を支援

インフルエンサー施策の最適化を支援

クロスリング社は、今回のサービス提供開始に際して次のように述べている。

「フォロワー数やエンゲージメント率といった基本的な数値だけでなく、画像解析やAIを活用したファンのデモグラフィックデータや興味・関心分析、PR投稿に効果的なクリエイティブのアドバイスといった、より深いデータを元にインフルエンサー施策を最適化(IMO = Influencer Marketing Optimization)していきます。また、ブランドとインフルエンサーの中長期的な関係管理(IRM = Influencer Relationship Management)をサポートしながら、データに基づくPDCA運用の大部分を自動化し簡単に運用可能にする支援ツールを提供しています」

EC市場と近接するD2Cへはますます視線が集まっている。日本の起業環境においてもD2Cは比較的ローンチがしやすいとの指摘もあるが、ブランドとして確固たる地位を築くのはけして容易ではない。そこにおいて、これも注目を集めるインフルエンサーマーケティングは、ファンの獲得やブランド認知度の向上の上でも有効な施策となるだろう。

今回その分野で実績のあるクロスリング社が、Direct Tech社との提携を通して繰り出した新サービスは、同分野での課題解決を力強く支援することになりそうだ。


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