【メルカリvsヤフオク!】リユースECの2強を徹底比較!満足度が高いのはどっち?

ECのミカタ編集部

インターネットリサーチを手掛ける株式会社NEXER(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:宮田 裕也)は「フリマアプリ」についての調査を実施し、その結果を同社サイト内にて公開した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

サービス概要

◆メルカリ

「メルカリ」は、2013年にサービスが開始された、株式会社メルカリが運営するフリマアプリだ。メルカリは、オークションではないため、商品の金額が出品者の提示金額を超えることはない。反対に、購入希望者が出品者に対して値下げ交渉をおこない、購入金額を下げることも(出品者次第で)可能だ。会員登録や会費、出品費用などが不要で、出品も専用アプリを使って手順通りにおこなえば簡単に完了できるなど、気軽に利用しやすい仕様となっている。

◆ヤフオク!

「ヤフオク!」は、Yahoo!JAPANが運営するネットオークションサービスだ。オークションのため、購入希望者同士の入札金額によって金額が変わっていき、最も高値をつけた購入希望者が落札できるシステムとなっている。以前は、月額498円のYahoo!プレミアム会員に登録していなければ出品することはできなかったが、現在はプレミアム会員でなくても出品することが可能だ。

総合満足度は「メルカリ」に軍配

アプリの利用状況については、メルカリのほうがやや割合は高いが、どちらも「出品も購入もする」という人が7割を超えた。

出品のしやすさの満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均7.554点だったメルカリのほうが、ヤフオク!より高い結果となった。

商品のみつけやすさの満足度を10点満点で評価してもらったところ、平均7.129点だったメルカリのほうが、ヤフオク!より高い結果となった。

「メルカリ」と「ヤフオク!」、それぞれの利用者が「総合的な満足度」を10点満点で評価したところ、平均7.263点だったメルカリのほうが高い結果となった。

まとめ

このように同社の調査では「フリマアプリを利用したことがある」と回答した人を対象に、利用したフリマアプリについてインターネット調査をおこない、中でも利用者数が比較的多かった「メルカリ」と「ヤフオク!」についての評価を比較した結果を紹介している。その結果、総合満足度ではメルカリに軍配が上がった。

予てから各方面より指摘されている通り、拡大するEC市場の中でもリユース市場は成長の伸びしろが大きい。そうした中でネットオークションサービスとしての老舗であるヤフオクと、後発ながらフリマアプリとして目覚ましい勢いで存在感を示すメルカリは、2強として競い合っている。今後もリユース市場はさらに成長を続けるものとみられ、これからの動向が注目されるとともに、競争によって両者のサービスがより向上することにも期待したいところだ。

日本トレンドリサーチによる調査
https://trend-research.jp/2020/04/03/2571/


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