月4,000件を出荷するアパレルECで在庫のズレを「ゼロ」に 在庫管理システム『ロジクラ』を導入した事業者で成果

ECのミカタ編集部

株式会社ロジクラ(代表取締役:長浜 佑樹、本社:東京都港区)は、同社が運営する「ロジクラ」について、株式会社デザインイコール(本社:大阪府大阪市福島区、代表取締役社長:石澤 大)に導入され、在庫管理における業務効率化とコスト削減の実現に寄与していることを公表した。

導入事業者は10,000社を突破

ロジクラ社の運営する在庫管理システム「ロジクラ」が、ビジネスバックなどのアパレル雑貨をECで販売しているデザインイコール社に導入され、在庫管理における業務効率化とコスト削減の実現に貢献しているという。

在庫管理ソフト「ロジクラ」は、個人事業主から中小企業を対象にしたクラウド型の在庫管理ソフトで、スマホを使ったバーコード検品・ピッキングに対応している。納品書や送り状の発行や追跡番号の記録も可能で、複数倉庫への出荷指示に対応、在庫管理業務を総合的に効率化できる。また日々の入出荷業務を行うことでリアルタイムでの在庫状況がデータ化され、棚卸し業務も可能だ。同社によれば導入事業者は10,000社を突破している。

導入の背景とポイント

導入の背景とポイント

同社がまとめる導入時に決め手となったポイントは次のようなものだという。

◆導入の背景

・旧システムの複雑さから誰もが使いやすいシステムへの切り替え検討
・ネクストエンジンとのシステム連携を探していた
・システム利用料や固定費などコスト面の見直し

◆導入に至ったポイント

・受注管理システムとして使用していたネクストエンジンと連携が可能
・誰が見てもわかりやすい直感的に使えるシステム
・固定費、およびスマホハンディで導入コストの削減

1日あたり約30分の業務時間効率化にも成功

ロジクラ社では今回の導入に際し、次のように述べている。

「同社はアパレルECを運営しており、取り扱いの商材はビジネス小物が中心です。従来のシステムでは操作ボタンが多く管理画面が複雑だったことや、入出荷後の締め作業でCSVファイルを共有する作業に時間を要するなどの課題がありました。また、システム利用時に感じた実作業における問題点などを機能要望として問い合わせするものの、解決することはありませんでした
(中略)
ロジクラは非常にシンプルな設計で、普段慣れ親しんでいるスマートフォンを使って作業できることから問題なくスムーズに導入することができました。また、ハンディを購入せずにスマートフォンを活用することで、固定費が月1万円減少し年間で12万円のコスト削減に繋がりました。

さらに、ネクストエンジンとのAPI連携によって1日あたり30分ほどの業務時間の削減に成功しました。出荷作業は通常2名で実施していたので、あわせて1時間の時間短縮になったことで別作業に時間を充てられることをチャンスと捉えていただいております。在庫データのズレはほぼ『ゼロ』になりましたので、ストレスなくご利用もいただいております」

競争の激しいアパレルEC市場において、いかに業務の効率化とコストの削減を図るかは、ビジネスの成否にも直結する重要なポイントだ。ロジクラは今回、まさにその点で大きな成果を達成したことになる。特に在庫データのズレをほぼゼロにすることは容易ではなく、同ソリューションの有用性を示していると言えるだろう。これまでも数々の実績を積み重ねてきたロジクラだが、今回の成果をもとに、さらに多くの事業者のビジネスを後押しすることになりそうだ。

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