ニューバランス・SHIPS・ABCマート・ライトオンも活用 インスタからの購入を強化する『visumosocial curator』の国内導入実績が200社超に

ECのミカタ編集部

株式会社visumo(東京都渋谷区 代表取締役社長:林 雅也)は、インスタグラムの写真や動画、IGTVコンテンツをECサイトやWebサイトに活用するソリューション「visumosocial curator(ビジュモソーシャルキュレーター)」の国内導入実績が200社を超えたことを公表した。

SNSとオウンドメディアとの複合施策でも威力

「visumo social curator」は、インスタグラム上の写真や動画、IGTVをECサイトやブランドサイト等のオウンドメディアに活用し、サイト上で様々なコンテンツを 展開できるサービスだ。

国内でも インスタグラムを通じた UGC(User Generated Content)活用が広がり、SNSとオウンドメディアとの関連性を高めたSNSマーケティングを推進する 目的での活用が増えているという。

幅広い業種・業態でのInstagramマーケティングを支援

幅広い業種・業態でのInstagramマーケティングを支援

同ソリューションは、リリースから約3年が経過し、多くの大手・有名企業に導入され、ECサイトのコンテンツ作成からサイト上のマーケティング施策で活用いされているという。最も導入されている業種は、ファッション・アパレル系企業が40%を占める。

ニューバランスジャパン、SHIPS、ABCマート、ライトオンといったビッグネームをはじめ、約80社以上が活用。化粧品・コスメへの導入も30%となり、KOSEやハウスオブローゼ、THE BODY SHOPも導入している。2020年3月以降急増しているのが、コロナウイルスの影響で「巣ごもり需要」が高まった食品系EC事業者だ。吉野家や久原本家をはじめ、富澤商店やアンデルセンサービス、鈴廣かまぼこにも導入している。

各社とも公式アカウントやスタッフアカウント、ユーザー(UGC)アカウントで発信される、写真や動画、IGTVを活用して、様々なコンテンツをECサイトで展開中だ。

盛り上がるコンテンツと向上する購買体験

盛り上がるコンテンツと向上する購買体験

今回の公表に際し、同社では、次のように述べている。

「お客様の写真を公式サイトに掲載することはコンテンツの充実を図るだけでなく顧客満足度の向上にも繋がります。 コロナ禍でオフラインでのタッチポイントが減少しているがデジタルチャネルで繋がるお客様の声を社内で共有する事例も増えています。
(中略)
UGCだけでなく ファッション企業を中心にスタッフ投稿を活用したコンテンツが盛り上がりを見せています。スタイリング等の静止画だけでなく 動画を活用しコマースを促進する動きも活発になり、実店舗での認知活動や販売が難しいなか、スタッフの写真や動画でのデジタルチャネル上での購買体験を向上させています」

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、IGTVを活用した接客動画を配信する企業が急増している。そうした中で同社は、「visumo social curator」に実装された新機能「IGTV テンプレート」をリリース。

IGTVで配信された動画を活用し、ECサイトで販売している商品をリンクさせることができ、フィードに投稿された写真や動画だけでなく、1分以上の動画を活用した形の動画コマースを実現することができるという。

こうした機能を通し、ニューノーマル時代に重要性が高まっている、デジタルコンテンツ上での企業やブランドと顧客とのロイヤリティ醸成において、さらなる威力を発揮していくことになりそうだ。

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