[楽天ペイ×JR東日本] Suicaへ楽天ポイントからチャージ可能に

ECのミカタ編集部

楽天ペイメント株式会社は、「楽天ペイ」において、「Suica」との連携強化により、「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージが可能となったことを公表した。

12月9日より開始

楽天グループの楽天ペイメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 晃一、以下「楽天ペイメント」)は、運営するスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」において、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)が提供する交通系ICカード「Suica」との連携強化により、12月9日(水)より「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージが可能となった。

◆サービス概要

[サービス開始]
2020年12月9日(水)
※アプリのアップデートが必要。

[対象端末]
「おサイフケータイ®」に対応したAndroid™端末

[概要]
対象端末の「楽天ペイ」アプリにおいて、「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージが可能となる。

※詳細条件等については公式サイトを要確認。

Suicaへ楽天ポイントからチャージ可能に

Suicaへ楽天ポイントからチャージ可能に

連携によって、楽天会員および「Suica」利用者は、「楽天ペイ(アプリ決済)」において、同アプリ内で発行・連携した「Suica」(以下「楽天ペイのSuica」)に「楽天ポイント」からチャージすることが可能となる。

2020年5月より「楽天カード」から「楽天ペイのSuica」にチャージすることで「楽天ポイント」が貯まるサービスが始まっており、今回、「楽天ポイント」の利用先に公共交通機関で利用できる「Suica」が加わったことになる。

「楽天ポイント」は、年間発行数は3,200億ポイント、累計発行数は2兆ポイントを超えており、その9割以上が消化されるサービスに成長している。現在、楽天グループの各種サービスのほか、「楽天ペイ」や「楽天ポイントカード」に加盟する、コンビニやスーパー、飲食店など街の実店舗で貯めて使えるという。

なお「楽天ペイ」の利用可能箇所数は約500万箇所、交通系電子マネー利用可能店舗数は約108万店舗となっている。

キャンペーンも実施

キャンペーンも実施

また、サービス開始を記念し、2020年12月9日(水)から2021年1月31日(日)まで「楽天ポイントからSuicaへのポイントチャージで2人に1人全額還元キャンペーン!」が実施される。

期間中、「楽天ペイ」キャンペーンページでエントリーのうえ、「楽天ペイ」アプリで「楽天ポイント」から「Suica」にチャージした人のうち2人に1人へ、ポイントチャージ分に対して全額が「楽天ポイント」で還元される(上限1,000ポイントまで)。

さらに、期間中に初めて「楽天ペイ」アプリにログインし、支払元の設定をした人にはポイントによる「Suica」へのチャージに関係なく「楽天ポイント」100ポイントが進呈される。

Suicaは、JR東日本エリアでの交通系ICカードとしてだけではなく、電子マネーの先駆けとしてもその存在感を示してきた。各電子マネーや、電子決済プラットフォームの間では、現在に至るまで、し烈なユーザーの獲得競争が続いており、今回の連携もその一環と見ることができる。

Suicaの発行枚数は8千万枚を超えているとの統計もあり、こうした巨大なユーザー層と楽天ペイが連携することにより、新たなシナジーが生まれ、楽天のエコシステムへの顧客の流入も期待できそうだ。

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