初期費用0円 エンターテインメントに特化したECサイトが作れる『Groobee』がリリース 

ECのミカタ編集部

BEENOS Entertainment株式会社は、最短5営業日でECサイトを開設できるエンターテインメント特化型プラットフォーム、「Groobee)」の提供を開始した。

海外展開もスムーズに

BEENOS株式会社(東証一部:3328)の連結子会社で、エンターテインメント産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するBEENOS Entertainment株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内海 拓郎)は、最短5営業日でECサイトを開設できるエンターテインメント特化型プラットフォーム、「Groobee(グルービー)」の提供を1月12日より開始した。

Groobeeはアーティストやアニメ、キャラクターのコンテンツに特化した、エンターテインメントに最適な機能が詰まったサイト構築サービスだという。初期費用0円からスタートでき、海外へ向けた販売もスムーズに実現するとしている。

Groobeeの概要

Groobeeの概要

同社がまとめるGroobeeの概要は次の通りだ。

◆Groobeeの特徴

[エンターテインメントに特化したECサイト]
通常のECサイトの仕様だけでなく、エンターテインメントに必要な機能が組み込まれている。アーティスト、アニメやキャラクターのコンテンツ、youtuberといったインフルエンサーにとっても有用だ。

[初期費用0円、最短5営業日でECサイトオープン]
ECサイトオープン作業やデザインもGroobeeに任せることができ、初めてECサイトを運用する企業でも安心してECサイトのオープンが可能だ。カスタマーサポート、物流対応、バナー制作等のクリエイティブ、ニュースアップや、メルマガ配信等も含めた実運用の対応もする。決済手数料「売り上げ×6%+1決済毎に30円」のみで、初期費用は0円だ(EC実運用を同社に委託希望の場合には別途委託料が発生する)。

[世界約120ヶ国に販売可能]
BEENOSグループにて展開している越境代理購入サービス「Buyee(バイイー)」と連携し、直ぐに海外への販売をスタートできる。翻訳だけでなく、海外発送オペレーション、多言語カスタマーサポートに加えて、会員の決済サポートも行う。現在、Buyeeの会員である250万人以上(2020年9月末時点)のユーザーに向けて商品の販売が可能だ。

◆Groobeeのサポート内容

[商品販売/更新業務]
販売商品の更新、商品販売におけるメルマガ配信文構築、配信

[クリエイティブ]
サイト内へ掲出する販売告知バナーの制作、ランディングページ作成

[CS対応]
販売前や販売後のお客様対応(メール対応)

[物流対応]
入出庫管理、配送作業、在庫管理、スポット出荷、棚卸の実施

[海外販売対応]
海外販売、海外CS対応、海外発送(物流)

エンターテインメントにおける収益性を向上させる

エンターテインメントにおける収益性を向上させる

同社では、今回の公表に際して次のようにまとめている。

「BEENOS EntertainmentはBEENOSグループが持つ日本を代表するアーティストのECサイトの運営やグッズの企画・製造、ライブ会場での販売などの経験を元に設立され、エンタメ業界で様々なサービスを創出してきました。コロナ禍でエンタメ業界のDX化を進める中、弊社が提供するイベント会場で並ばずに商品が買えるモバイルオーダー・決済サービス『narabee』をはじめ、Eコマース領域での売上拡大のニーズが高まっております。

一方で、ECサイト構築運用にハードルを感じている企業様も多く見受けられます。そういった課題を解決するために、もっと手軽に、安く、低リスクで、マーケットを拡大するサービスをエンタメ業界に生み出したいと考え、エンターテインメントプラットフォーム『Groobee(グルービー)』が誕生しました。BEENOS Entertainmentは、今後もオンラインとオフライン、国内・海外などの障壁のないボーダレスなエンターテインメントを目指し、プラットフォームを提供することでエンターテインメント産業の収益性を向上させ、ステークホルダーを支援いたします」

このように「Groobee(グルービー)」は、最短5営業日で新たにネットショップを開設できるサービスとなっている。販売商品情報があれば、サイト上のクリエイティブ、CS対応から物流対応までGroobeeがサポートするのだ。

初期費用は0円のため、リスク・負担なくスタートが可能な点も特筆に値する。1つのブランド商材を取り扱う単独型のECサイト構築に加え、アーティストやコンテンツが複数存在するECサイトの場合は、モール型での展開もできる。

また、ファンクラブ・オンラインサロン等のエンタメ系追加機能などもサイト内にて展開するなど、ファンとのコミュニケーションを包括的にサポートする機能の充実も予定しているという。

さらに、BEENOSグループの展開する越境代理購入サービス「Buyee(バイイー)」との連携もできるため世界約120ヶ国から商品の購入が可能となり、海外ファンまでグローバルに日本のエンターテイメントを届けることができるのだ。BEENOS Entertainmentが提供しているライブ配信サービス『GrooBee』はリニューアルの上、本サービスへの内包を検討してるとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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