50代以上の女性「『推し』にお金をかけている」8割に ハルメク調査
ハルメク 生きかた上手研究所は2026年7月15日、「『推し』に関する意識・実態調査」をWEBアンケートにて実施した結果を発表した。
調査概要
◆調査方法:WEBアンケート
◆調査対象・有効回答者数:50~88歳の全国のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性
◆調査人数:533名
◆調査実施日:2026年5月14日~5月18日
◆調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
◆出典:
ハルメク シニア マーケティングLAB(株式会社ハルメクホールディングス)
◆調査元:ハルメク 生きかた上手研究所調べ
「推し」の有無は2023年以降ほぼ横ばい
「推し」がある(いる)は、2022年から2023年にかけては10ポイント以上増えたが、それ以降ほぼ横ばいとなっている。
2026年度の年代別では「推し」がある(いる)割合は50代、60代はほぼ同じだが70代は全体より5ポイント程度少なくなった。

「応援グッズ」「本・雑誌・関連書籍など」の費用が増加

「推し」あり(いる)の人のうち、「推し」に関してお金をかけている人は81.8%と昨年より12ポイント増加した。
一方、1人当たり年間費用の平均は11万348円とやや減少。しかし、過去5年間で見ると、昨年に次いで2番目に高い水準となった。
項目別では「応援グッズ」「本・雑誌・関連書籍など」が増加した。一方、「遠征費」「チケット代」「映像・音楽の購入費」は減少している。
予算の中で「応援方法を工夫」している姿

ハルメク 生きかた上手研究所の梅津順江所長は、本調査結果について次のようにコメントしている。
「注目したいのは、お金の使い方よりも、推しが生み出す行動変化です。推しにお金をかける人は8割を超え、昨年より10ポイント以上増加しました。とはいえ、年間支出額は微減しています。遠征費やチケット代が減る一方で、応援グッズや関連書籍などへの支出は増加しました。『ライブ代が負担』『チケットが取れない』という自由記述からは、物価高やチケット争奪戦の激化がうかがえます。50代以上の推し活も『会いに行く体験消費』から『身近に応援する物販消費』へと一部シフトし、限られた予算の中で応援方法を工夫している姿が見えてきました」
同氏は「企業に求められるのは、推し活そのものを売ることではなく、その背景にある前向きな気持ちや自己成長への欲求を理解し、応援する視点なのかもしれません」と続ける。
「推し活」関連商材を扱う事業者は、消費者が限られた予算の中で応援方法を工夫している傾向に注目だ。グッズや関連商品の提案など、ニーズに応じた商品展開を検討したい。


