電気・ガス小売りのDXを支援する『EMAP』でキャッシュレス決済が利用可能に

ECのミカタ編集部

ENECHANGE株式会社(東証マザーズ:証券コード4169、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:城口洋平、代表取締役COO:有田一平、以下「エネチェンジ」)とソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:榛葉淳、以下「SBPS」)は連携し、エネチェンジが提供するSaaS型エネルギーマーケティングサービス「EMAP」で、新たにオンライン決済プラットフォーム「EMAP Payment」の申し込み受け付けを開始する。

2021年5月31日から申し込み受付

エネチェンジとSBPSは連携し、エネチェンジが提供するSaaS型エネルギーマーケティングサービス「EMAP」で、新たにオンライン決済プラットフォーム「EMAP Payment」の申し込み受け付けを2021年5月31日から開始する。提供開始は2021年6月下旬以降を予定するとのことだ。

これにより「EMAP」を導入する電力・ガス会社の契約者は、毎月の電気・ガス料金や修理代などの支払い方法として、クレジットカード決済、スマートフォン決済、キャリア決済が利用できるようになるという。

「EMAP ( Energy Marketing Acceleration Platform )」は、エネチェンジが電力・ガス切り替えプラットフォームを運営する中で得た知見・情報・技術資産をもと提供する、電力・ガス小売の現場をデジタル化・高効率化するためのSaaS型エネルギーマーケティング支援サービスだ。

「EMAP」では3つのサービスを電力・ガス会社向けに提供しており、今回オンライン決済プラットフォーム「EMAP Payment」が新たにラインアップする。

◆EMAP FRONT

電気・ガス料金のシミュレーション、新規契約や引っ越しの申し込み受け付け、契約者向けのマイページなど利用者との接点となるプラットフォームを提供する。

◆EMAP DESK

契約申し込み時の受付管理業務や代理店・パートナーの管理を効率的に運用する。

◆EMAP BPO

スイッチング・引っ越し受け付けのオペレーションや料金計算などバックオフィス業務の負担を軽減する。

◆【新】EMAP Payment

オンライン決済プラットフォーム。

「EMAP Payment」で実現できること

「EMAP Payment」で実現できること

電気・ガスの新規契約時や支払い忘れなど個別手続きが必要な場合、「EMAP Payment」を通じてメールやショートメッセージなどで直接契約者のスマホやパソコンへ支払い通知が送信される。契約者は専用ページから利用したい決済手段を選んで電気・ガス料金などの支払い手続きを行える。各種修理交換や工事、機器類販売など一回限りや都度発生での支払いにも利用できる。

◆エネチェンジ「EMAP Payment」で利用可能な決済手段

[クレジットカード決済]
Visa、Mastercard、Diners Club International、JCB、American Express

[スマートフォン決済]
PayPay(オンライン決済)、LINE Pay

[キャリア決済]
SoftBank、docomo、au

エネルギー業界のDXに貢献

エネルギー業界のDXに貢献

各キーパーソンからは次のようなコメントが出されている。

ENECHANGE株式会社 エネルギークラウド事業部 副事業部長 塚原宗之氏

「昨今のキャッシュレス決済サービスは、オンラインでもオフラインでも利用できるスマホ決済を中心に利用機会が拡大し利便性が飛躍的に向上しています。今回、SBPSとパートナーシップを組むことにより、エネルギー利用代金の支払いを簡単・便利にするだけでなく、業務改善にも寄与するオンライン決済プラットフォームとなりました。エネルギー業界のDXを推進する新たな取り組みにご期待ください」

SBペイメントサービス株式会社 営業本部 副本部長 長田直樹氏

「この度、エネチェンジとともにエネルギー業界向け決済ソリューション『EMAP Payment』を開始できることを大変嬉しく思います。『EMAP Payment』では利用者に簡単で自由な支払い体験を提供するだけでなく、エネルギー業界の変革に取り組むエネチェンジの豊富な知見により、事業者さまにとってもお客さま対応に関する業務改善を推進できるソリューションであると確信しています。今後もエネチェンジとのパートナーシップを強固に推進しエネルギー業界のDXに貢献していきたいと思います」

またSBPSによれば、エネチェンジは、エネルギー事業者向けに「EMAP」を提供する中で、電力・ガスの契約者と事業者双方にサービス料金の「決済」にまつわる課題が多く見られたことを受け、豊富な導入実績を持つSBPSのオンライン決済サービスと連携し、オンライン決済プラットフォーム「EMAP Payment」を開発したとしている。

それを通し、エネルギー周辺企業を中心に導入が進む「EMAP」の新機能として追加することで、クレジットカード決済に加えて普及が進むスマートフォン決済やキャリア決済による支払いが可能となる。同社はまた、「EMAP Payment」を通じてエネルギー業界の決済シーンのデジタル化支援ならびに利便性拡大を図っていくとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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