フォロワーのサイコグラフィック分析ができる国内初のインフルエンサーマーケティングツールが今夏誕生

ECのミカタ編集部

株式会社A(読み:エース、代表取締役CEO 中嶋泰、以下「エース」)は、インフルエンサーマーケティングツール「Astream(エーストリーム)」を今夏にローンチすると発表した。

「Astream」は、急速に市場規模が拡大しているインフルエンサーマーケティングにおいて、今まで取得ができなかったインフルエンサーのフォロワーの興味関心やブランドの好みといったサイコグラフィックの分析を可能にするという。

従来のインフルエンサーマーケティングの課題を解消

従来のインフルエンサーマーケティングにおいては、SNSプラットフォームから提供されるインサイト情報が少なく、以下のような課題があった。

① フォロワーの性別や年代だけでしかターゲティングができない
② インフルエンサーのファンが「どんなブランドに興味を持ちやすいか」までは判断できない
③ その結果、リーチは伸びても売り上げに繋がらない(あるいはユーザーとして定着しない)

「Astream」のローンチによって、フォロワー数やエンゲージメント率などから効果を推測するだけの非効率な方法とは一線を画す最適なインフルエンサー選び、最適なターゲティングにより、高いLTVを期待できるユーザーへの効率的なアプローチができるという。

「Astream」で分析できること

「Astream」で分析できること

「Astream」では以下の項目を分析することが可能だという。

◆フォロワーの興味関心
インフルエンサーのファンが「何に興味を抱いているか」を分析。PR商品との相性の確認に活用できる。

◆フォロワーのブランドの好み
インフルエンサーのハッシュタグを通してファンが「興味を抱いているブランドの具体名」を分析。具体的なブランド名を知ることにより、自社のPR商品との相性の確認に活用できる。

◆その他
サイコグラフィック以外にも様々な分析が可能。デモグラフィック(性別・年齢・年代比)、フォロワーの中の有名人、直近のフォロワーのアクティブ率、実際にいいねを押してくれた人のデータなども取得できる。

【対象SNS】
・Instagram
・YouTube
・TikTok
(※合計約30万以上のアカウントが分析対象)

「Astream」を使ったサポートも提供

エースでは、「Astream」を使った下記のようなサポートも提供予定だ。

(例1)インフルエンサーマーケティングの代理店向け
インフルエンサーの発掘をサポート。30万アカウント以上の分析対象から、PR効果の高いインフルエンサーを厳選する。

(例2)自社でインフルエンサーマーケティングを行うメーカー向け
自社でインフルエンサーマーケを行う際の最適なインフルエンサー選びをサポート。サイコグラフィック分析によって高いLTVが期待できるユーザーへのアプローチが可能。

(例3)アカウント運用の担当者向け
自社で運用しているアカウントのフォロワーの興味関心やブランドの好みを知ることにより、SNSからの売上の向上をサポート。また、競合他社ブランドの使用している有効なハッシュタグやフォロワーデータを見ることにより、自社アカウントの成長に活かせる。

SNSを使ったインフルエンサーマーケティングにおいては、目的やブランド・商品のターゲットに合ったインフルエンサー選びが極めて重要となる。その一方で、判断材料の少なさから、自社の商品や戦略に合ったインフルエンサーを選ぶのが難しいという側面があった。

「Astream」のリリースで、これまで見えなかった情報を可視化することにより、インフルエンサーマーケティングの精度が上がることを期待したい。

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