Sprocketがフォームメーラーと連携開始 タイムリーな顧客情報収集が可能に

ECのミカタ編集部

株式会社Sprocket(本社:東京都目黒区、代表取締役:深田 浩嗣)は、株式会社フューチャースピリッツ(本社:京都府京都市下京区、代表取締役:谷孝 大)が提供するフォーム・LP(ランディングページ)作成サービス「フォームメーラー」との連携を開始した。

その場でインサイト情報を収集できる

フォームメーラーは、様々な種類のフォーム付きランディングページを手軽に作成・公開できるクラウドサービスだ。フォームメーラーとSprocketが連携することで、「顧客のサイト内行動をきっかけにフォームを表示し、その場でインサイト情報を収集する」ことが可能になる。

フォームメーラーとの連携は、フォームメーラーとSprocketを利用中であれば、すぐに使える。利用開始時に初回の設定を行った後、「どのようなセグメントのユーザーにどのようなフォームを表示するか」は、Sprocketの管理画面から自由に変更可能だ。

また、フォームメーラーをまだ利用していない場合、特別に無料トライアルプランが用意されている。気軽にアンケート機能を試してみたければ、トライアルプランが利用できる。

最適なタイミングでフォームの起動が可能に

最適なタイミングでフォームの起動が可能に

フォームコンテンツは、ランディングページとして公開してユーザーを誘導するのが一般的だ。しかし、すべてのユーザーが能動的にフォームを入力しにきてくれるとは限らない。Sprocketと連携することで、ユーザー行動をもとにしてフォームコンテンツを適切なタイミングでポップアップ内に表示することが可能になる。

ポップアップ内のフォームコンテンツは、シンプルなアンケートに向いている。例えば「30代の女性ユーザーが、特定の商品をお気に入りに登録した際に『この商品をお気に入りに登録した理由』を選んでもらう」といった具合に、ユーザーの属性や行動にもとづいた意見収集が可能だ。

意見を聞きたいユーザーをセグメントして精度が高い情報を得られることに加え、ユーザーにとってもページ遷移を伴わずにその場でクリックすれば回答できるため、フォーム入力のハードルを下げて回答率を最大化できるというメリットがある。

Sprocket × フォームメーラー

ユーザーのオンライン行動データを活用し、カスタマージャーニーに合わせて最適なタイミングでWebサイト上に接客ポップアップを表示することで、理想的な顧客体験を実現する「Sprocket」。

ユーザーの態度変容を促し、購入や申し込み、資料請求などのコンバージョン率の向上や、離脱率の低下といったKPIの改善を図ることが可能だ。配信するシナリオやユーザーセグメントはコンサルタントが作成するため、担当者は重要な意思決定に集中することができ、ECサイトだけでなく、銀行、証券、保険といった金融機関など、多くの企業のWebサイトで採用されている。

そのSprocketがスマートフォン対応の各種フォームをはじめ、LPやホームページが、ドラッグ&ドロップ操作で作成可能なSaaS型サービスフォームメーラーとの連携を実現した。このことで、ユーザーの行動からコンバージョンを最適化し、クライアントのビジネス成果向上とエンドユーザーへの良質な体験提供を通じて、長期にわたる関係性構築支援が加速することになりそうだ。


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