ショート動画からダイレクトにEC購入できる『POPO』のテスト運用開始

ECのミカタ編集部

株式会社ポポホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役:新崎優太/以下、POPO)は、ショートムービー&ライブコマースのプラットフォーム「POPO」のテスト運用をスタートさせた。

9月初旬に正式リリース予定

ショートムービー&ライブコマースのプラットフォーム「POPO」は、正式リリースを9月初旬に予定しており、既に数百名を超えるインフルエンサーや多種多様な企業と提携を順次進めているという。

同社は、ビジネスユーザーに「離脱ポイントの少ないより効果的なEC活動」を、そして一般ユーザーはエンターテイメントから知りたいコト・モノ、そして未知との出会いの場所を創り上げていくとしている。

同アプリの主な機能は、次の通りだ。

[機能1]
POPO内でライブ配信からECまで一気通貫で完結する「ダイレクトEC機能」

[機能2]
位置情報とAIを駆使したユーザーターゲティング等が可能となる「シティ機能」

[機能3]
配信のみではなく、「ショートムービーへの投げ銭機能」

POPOのアドバンテージ

POPOのアドバンテージ

◆多種多様なコンテンツ

エンタメ、ハウツーコンテンツも多く取り入れられるのがPOPOの特徴だ。料理のレシピ、洋服の組み合わせ、ダンスのコツ、政治のニュースなど、様々な有益なコンテンツを楽しむことができる。

◆より豊かなライフスタイルを実現

「シティ機能」により、その人のよく行く場所や生活圏内にあるさまざまな店やサービスを探すことが可能だ。これから行く場所にはどんなランチがあるかなどショートムービーを見て、そのまま予約でたり、行きたい店のサマー新商品はどんなものかも事前にショートムービーでより細かくチェックできる。そしてPOPOはダイレクトEC機能があるので、商品の購入プロセスが全てPOPO内で完結可能だ。店やブランドごとに違うウェブサイトで会員登録して予約や購入をすることも不要になり、より便利・豊かなライフスタイル実現を手助けする。

◆応援したい人を直接応援できる

ショートムービーやライブコマースに投げ銭することで、好きな人をサポートできる。ライブでの投げ銭は浸透しているが、POPO「ショートクリップ投げ銭機能」はライブだけでは魅力を伝えきれない映像クリエイターなどの芸術系のユーザーを直接応援することが可能だ。

オールインワン・メディアアプリ

公表に際して同社では次のように述べている。

「POPOはショートムービーの投稿や閲覧、そしてライブ配信を行うオールインワン・メディアアプリです。エンターテイメントはもちろんのこと、日本の業界初となる機能(主な内容は下述)を、コロナ禍における生活をより豊かにするための仕組み、そして特に観光や地方特産・商品の魅力促進など地方活性化に力を入れ、ショートムービー/ライブ配信を用いた社会的な問題への取り組みとソリューションを提供して参ります」

このようにPOPOは、商品の販売をショートムービー、ライブ配信そしてシティ機能を用いてより効果的に行える。例えば、ショートムービーで商品の特徴や使用例などをよりリアルに詳細を伝え、ライブ配信で興味ユーザーを集め、リアルタイムでのQ&Aを行いながらアプリ内でEC+決済まで行うというように消費者の離脱ポイントが一切なく、一連の販売活動をスムーズに行える。

また、シティモード(位置情報と連携)により、実店舗付近のエリアにいる人にのみターゲットを絞り、ショートムービー(もしくはライブ配信)のアプローチも可能なため、より精密なターゲティングを行うことができ、来店に繋げやすくなるのだ。

ショートムービーの浸透は、ファンを獲得する手段として、世界中のインフルエンサーが活用している。ショートムービーでファンを獲得し、ライブ配信でファンとの交流を行うことで従来型のSNSよりも強いファンとの関係を築くことができるからだ。

ショートムービーからダイレクトにEC購入できるだけでなく、クリエイターと視聴者をつなげ、報酬によってクリエイター活動も支援できる同プラットフォーム。ECの世界に、また新たな風を吹き込むことになりそうだ。

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