【GMOメイクショップ】EC事業者の補助金・助成金の選定から申請までを支援、サポート行政書士法人・TRIPORTと提携で

ECのミカタ編集部

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良)は、EC事業者の安定した事業運営や労働環境の改善のために活用される補助金・助成金の申請支援体制を強化するべく、補助金の申請支援を行うサポート行政書士法人(代表:鈴木 徹司)および助成金の申請支援を行うTRIPORT株式会社(代表取締役CEO:岡本 秀興)と提携したと発表した。

これにより、GMOメイクショップのサービスを利用するEC事業者が補助金や助成金の申請を行う際は、サポート行政書士法人やTRIPORTの申請支援を受けることで採択率を上げ、補助金・助成金活用による安定した事業運営を目指すことができるという。

支援するIT導入補助金の採択案件数が1年で4倍に

GMOメイクショップは、低コストで本格的なネットショップを作成できるASPサービス「MakeShop byGMO」を中核としたECプラットフォーム事業や、マーケティング支援事業、EC運用受託事業の展開によりEC事業者の成長支援を行っている。

以前より経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の支援事業者として認定され、IT導入補助金の申請支援にも取り組んできた。

2020年には、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりECを主軸とした業態転換や販路の拡大を目指し新たにネットショップを始める動きが世の中に広がったこともあり、GMOメイクショップが支援するIT導入補助金の採択案件数は前年の4倍に増加している。

背景に補助金・助成金制度の複雑さ

経済活性化のために事業者が必要なツールを導入することで交付される補助金制度や、事業の安定運営や労働環境の改善のために雇用促進や人材開発・待遇改善を行うことで給付される助成金制度は数多く存在する。

一方で、毎年新設や変更が行われており、事業者自ら対象となる制度を選定することは難しく、また、申請に必要な手続きも複雑で時間を要するため、申請したくてもできない事業者が多いという課題がある。

そのような背景を踏まえ、今回同社は補助金の申請支援を行うサポート行政書士法人と提携し、IT導入補助金の申請支援を委託することで採択率の向上を図るとともに、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、事業再構築補助金などEC事業者が対象となるその他の補助金についても支援の幅を広げることにしたという。

これによりEC事業者は、サービス導入費用に補助金を活用することで、費用負担を抑えながら販売体制を整えることができる。

さらに、助成金コーディネートを行うTRIPORTとも提携し、対象となる助成金の選定から申請支援までワンストップで対応し、EC事業者の安定した事業運営を支援する。

プロによるサポートで採択率の向上を目指す

GMOメイクショップのサービスを利用するEC事業者が補助金・助成金を活用する際には、対象となる制度の選定や複雑な申請作業はサポート行政書士法人またはTRIPORTが支援。EC運営で忙しい事業者でも補助金・助成金の申請ができ、プロによるサポートで採択率の向上が期待できる。

◆サポート行政書士法人による補助金申請支援
・支援内容:IT導入補助金をはじめとした各種補助金の申請支援
・対象:各種補助金の対象となるGMOメイクショップのサービスを新規に契約する事業者
・IT導入補助金の申請支援費用:無料
・その他補助金の申請支援:補助金の種類により異なる

◆TRIPORTによる助成金申請支援
・支援内容:対象となる助成金の選定から申請支援までワンストップで対応
・対象:GMOメイクショップのサービスを利用している事業者
・助成金診断費用:無料
・サポート費用:事業者のニーズに応じて複数のプランを提供
・特典:助成金診断を受診した事業者には、ECサイトの経営で発生しがちな労務面での経営課題やリスクを未然に防ぐための労務コンサルティングを無料で提供。

世の中にはEC事業者が利用できるさまざまな補助金や助成金があるが、専門知識をもたない人が補助金・助成金の情報を集め、条件に合ったものを選定し、申請まで完了するのは容易ではない。

支援がないと「どうせ通らないだろう」と諦めてしまいがちだが、補助金や助成金のインパクトは思いのほか大きいこともあるため、プロの手を借りて申請を検討する価値は十分にあるだろう。

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