クッキーレス時代の動画広告のためのコンテクスチュアルターゲティング「ZEFR」の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区、代表取締役CEO橋本光伸)は、三井物産株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:堀 健一)との資本業務提携により日本に進出したZefr, Inc.(ゼファー、米国カリフォルニア州、CEO:Richard Raddon、Zach James)のソリューション提供を開始した。

ZEFRは、三井物産および株式会社Legoliss(本社:東京都渋谷区、代表取締役:酒井克明)のサポートのもと、現在日本事業を展開している。すでに多くのYouTube動画広告での利用が進んでおり、ネオマーケティングとしても、クッキーレス時代に対応した動画広告のためのコンテクスチュアルターゲティングを推進していくという。

クッキーレス時代に生じる変化

大手プラットフォーム企業によるサードパーティーCookieの規制により、今後、Cookieを使用したデジタルマーケティング施策の実施が難しくなると予想されている。

サードパーティーCookieが使用できなくなる「クッキーレス」によって、行動ターゲティング、リーチと頻度のトラッキング、コンバージョントラッキング、アトリビューション分析、リマーケティング、サイトリターゲティングなどのマーケティング施策が実施できなくなると言われている。

そのような背景を踏まえ、同社は、YouTube広告の配信面をコントロールし、広告効果を高めるZEFRのソリューションを採用。クッキーレス時代に対応したコンテクスチュアルターゲティングを活用した動画広告サービスを提供する。

ZEFRのソリューションで実現できること

ZEFRのソリューションを活用することで、下記のような広告配信が実現できるという。

①Cookieに依存しないターゲティングと動画広告配信
コンテンツの中身に沿って動画広告を配信するソリューションのため、Cookieに依存せずにターゲティングすることが可能。

②広告配信の効率化
動画自体のコンテキストを高精度で検出することで、ブランドや商品に関連性の高い掲載先を分析、配信先を最適化する。

③ブランドセーフティの担保
より安全な動画コンテンツにのみ広告を掲載することで、ブランド価値を毀損しない広告配信を実現。

Cookieに依存しない新たな広告手法

ZEFRは、動画広告のための効果的なソリューションを提供するリーディングカンパニーで、YouTube Measurement PartnerおよびFacebook Marketing Partnerに公式に選出されている。

コンテクスチュアルターゲティングは、広告掲載先のコンテンツを解析し、その文脈に応じた広告掲載を行うため、個人情報保護の背景から利用規制が強化されているCookieに依存しない手法として注目を集めており、ZEFRのソリューションは、既にグローバルで数多くの広告主や広告代理店に利用されている。

コンテクスチュアルターゲティングはユーザーの行動データを必要としないため、サードパーティーCookie規制の影響を受けない。クッキーレス時代を見据えた最新のアドテクノロジーである一方、「掲載面のコンテンツにあった広告を掲載する」という考え方そのものは、昔から変わらない広告の基本であり、本質だと言えるのではないだろうか。

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