自社サイトにTikTok動画の一覧を表示できる 『EmbedSocial』が新機能をリリース

ECのミカタ編集部

合同会社basicmath(以下、「basicmath」または同社)が提供する自社サイトとSNS・UGCコンテンツを融合させるノーコード埋め込みツール『EmbedSocial』はTikTok向け機能のアップデートをリリースし、「指定アカウントからの自動収集機能」を実装した。

TikTok APIの認証を取得

全世界で150,000サイト以上、日本国内では500以上のWEBサイト(2022年2月現在)で活用されている自社サイトとSNS・UGCコンテンツを融合させるノーコード埋め込みツール『EmbedSocial』では、TikTokの世界的な人気による国内外ユーザーからのニーズの高まりを受け、TikTok APIの認証を取得して「指定アカウントからの自動収集機能」を実装させた。

同社によれば、たとえば企業のマーケティング部署の場合、縦型のショートムービーが中心となるTikTokで作成したコンテンツをサイト上にも流用することで、コンテンツ単位で最大限のパフォーマンスを発揮することができるとしている。またD2Cスタートアップ企業の場合は、WEBサイト構築と運用コストの削減に役立てることができるとしている。

新機能により実現できること

新機能により実現できること

◆自社SNS投稿を一覧で表示できる

新たにTikTok動画の自動収集に対応したことで、Instagram・Twitter・Youtube・Facebookと合わせて国内でも活用事例の多いSNSの自動収集を網羅する形となった。これら全てのプラットフォームに投稿された内容をEmbedSocialへと一括で収集し、WEBサイト上に自動で連携させることでサイトの回遊性をさらに高めることが期待できるとしている。

◆更新工数の削減

EmbedSocialの設定を行い、コードを埋め込むことによってTikTokアカウントで新規動画を追加する度にサイト上でも動画が自動で更新されるようになる。従来のように新規投稿の度にサイト上の埋め込みコードを一つずつ更新するのと比較し、作業工数の大幅削減に寄与する。

◆新規フォロワーを獲得

WEBサイトの訪問者に対し、TikTokでの積極的な情報発信の実施をアプローチすることができる。動画を一覧で表示させることで内容により興味を持たせることができ、 サイト上からTikTokへの流入を増加させ新たなフォロワーやファンの獲得に役立てることが可能だ。

TikTok活用の施策を後押し

このように利用中のTikTokアカウントをEmbedSocialに連携させると、 該当のアカウントに紐づく動画がシステムへと自動で収集される。用意された複数のテンプレートから表示レイアウトを選択し、 自動生成される埋め込み用コードを取得するだけで管理画面の設定が完了するのだ。

WEBサイト上への表示を希望しない動画の非表示や商品リンクの追加など管理画面内で高度な設定を行うことも可能で、エンジニア以外の人など、専門的な知識がなくても実装まで手軽に行うことができるとしている。

ショート動画プラットフォームとして若い世代を中心に世界的な人気を誇るTikTok。こうした動画プラットフォームやSNSを活用したマーケティングやプロモーションは、ECにおける売上向上を企図する上でも有力な施策となる。

だが一方で、自社サイトへのSNSコンテンツの表示などは、これまでタグの都度埋め込みや、サイト開発など工数やコストがかかることが常だったが、今回実装された新たな機能はそれらを大幅に軽減するものであり、TikTokを活用する多くの事業者の施策を後押しすることになりそうだ。

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