Shopify(ショッピファイ)の使用料金まとめ、決済手数料や取引手数料など、費用項目をまとめて紹介
クラウド型のECプラットフォーム、「Shopify」。日本では2017年から国内ユーザー向けにローカライズ化が進められており、担当者としては「Shopifyの利用を検討したい」「具体的な手数料を把握したい」と考えることもあるかと思います。
今回は、基本的なプラン料金をはじめとして決済手数料や振込手数料など、費用に関する事項をまとめて紹介します。
他社との比較や導入を検討する上での参考にしてみてください。
目次
●プランごとの月額料金
●決済手数料、振込手数料
●取引手数料
●請求方法、消費税の課税の有無
●まとめ
プランごとの月額料金、初期費用
Shopifyには、主要な3つのプランと、
対面販売ツール、スターター向け、エンタープライズ向けプランの計6つのプランが存在します。まずは、プランごとの月額料金を紹介します。
主要プラン
Shopifyの主要プランは「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3種類で、プランごとに利用可能なサービスやスタッフアカウント数などが異なります。
2024年1月現在、無料でのお試しとその後の3か月間月額1米ドルで利用する事が可能です。
各プランの月額料金は、次の通り。
●ベーシックプラン:33米ドル
●スタンダードプラン:92米ドル
●プレミアムプラン:399米ドル
各プランは月ごとの契約となっており随時プラン変更が可能です。
なお、年払いで25%オフされます。
Shopify Lite
「Shopify Retail」は、スタッフ、在庫、ロイヤリティに関する高度な機能を備えた対面販売向けプランで月額料金は89米ドル。
ネットショップの構築はできないことに注意が必要です。
Shopify Plus
「Shopify Plus」は、大企業や取引量の多いストア向けのプランで、月額料金は2,000米ドルから。
より複雑で売り上げ規模が大きな場合、変動料金となります。
スタータープラン
もっとシンプルなプランとして「スタータープラン」も準備されています。
SNSアプリやメッセージングアプリ、またはシンプルなオンラインストアですぐに販売開始できる機能が使用でき月額料金は5米ドル。
シンプルなストアをほんの数分でノーコードで作成する事が出来ます。
初期費用
Shopifyでは、どのプランであっても初期費用が無料です。(2024年1月時点)
決済に関する手数料は?
決済手数料は、決済手数料と振込手数料がそれぞれ発生します。
「決済手数料」とは、顧客がクレジットカードや決済サービスを利用して代金を支払った際にかかる手数料のことです。
また、「振込手数料」はECサイトの売上が自社の口座に振り込まれる際の手数料を指す。
Shopifyにおける決済手数料と振込手数料は、決済手段が「Shopifyペイメント」「外部決済サービス」のどちらであるかによって異なります。
Shopify ペイメントの場合
決済手数料の金額はプランによって異なりますが、下記の通りです。
・国内発行のカード 3.25%〜3.4%
・海外発行のカード / American Express 3.8%〜3.9%
・JCB / Diners Club / Discover 4.05%〜4.15%
振込手数料は無料です。
外部決済サービスの場合
外部決済サービス (決済処理サービスや決済ゲートウェイサービスとも呼ばれます) を使用すると、オンライン決済を受け付けることができるようになります。
・クレジットカードの決済手数料は
VisaやMastercardなどの主要なクレジットカード決済をストアで受付可能にするために少額の手数料が発生します。
この手数料は選択したプランによって異なります。
その他の決済サービスの場合
Shopify ペイメント以外の決済サービスと決済手数料、振込手数料は以下の通りです。
Shopifyペイメントの機能を補う外部決済サービスをご紹介
Shopify ペイメントコンビニ決済・スマホ決済・後払いなどのECで必須の決済方法に対応していない為
下記のようなアプリをアプリを追加する事もオススメです。
・atone(後払い決済)の資料ダウンロードはこちらから
https://ecnomikata.com/docrequest/service/1297/
・SBペイメントサービスの資料ダウンロードはこちらから
https://ecnomikata.com/docrequest/service/204/
・GMOイプシロンの資料ダウンロードはこちらから
https://ecnomikata.com/docrequest/service/212/
・NP後払いの資料ダウンロードはこちら
https://ecnomikata.com/docrequest/service/238/
取引手数料はかかる?
「取引手数料」は、決済サービスを使用して顧客からの支払いを受ける際に適用される料金のこと。
Shopify ペイメントの場合
Shopify ペイメントを利用する場合、ストアの取引手数料が無料です。
その他の決済サービスの場合
Shopify ペイメントを使用せず、外部の支払い方法を選択する場合は、以下の通り、プランごとに取引手数料が発生する。
●ベーシックプラン:2.0%
●スタンダードプラン:1.0%
●プレミアムプラン:0.5%
請求方法、消費税の課税の有無
「Shopify ペイメント」のクレジットカード手数料は、選択した通貨で請求される。また、月額サブスクリプション料金を含むすべての手数料は米ドルで請求され、政府によって徴収される税金およびその他の一般的な料金が適用される。
日本ではShopifyは海外事業者扱いとなるため、消費税は基本的に月額利用料金、手数料ともに非課税だ。
まとめ
Shopifyにおける手数料について紹介した。Shopifyは、Shopify ペイメントを利用することで「振込手数料」と「取引手数料」が無料になるというメリットがあるため、低コストで本格的なECサイト運営を行いたいと考える企業には最適なプラットフォームだと言えるだろう。無料トライアルも行っているので、体験をした上で導入を検討してみてはいかがだろうか。
Shopifyのサイト制作・運営代行を頼むならどこがいい?
Shopifyは初めてECサイトを運営するには費用面や機能性、サポート面でも安心して運用できるといえます。
ただし、ECサイト制作・運営にはさまざまな知識やスキルが必要です。
ECサイト制作・運営に関する負担が大きい場合は、制作や運営の代行事業者を利用するのもおすすめ。
どこの代行事業者を選べばよいかわからない場合は、ECのミカタの無料ビジネスマッチングサービスにお任せください!
Shopifyのサイト構築や運営代行をはじめ、ECサイト運営に関する外注先を無料でご紹介しております。500社以上の優良事業者からプロの専任コンシェルジュが自社にぴったりの代行事業者を選びます。相談料は見積もりからマッチングに至るまで完全無料です。
何かお困りのことや、ECサイトを運営していく上で効率化されたいことなどがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
できるだけ不安や負担は解消して、グローバルな市場でのECサイト運営を成功させましょう。