SHOPCOUNTER登録ブランド数が281%の伸び ポップアップストア・催事ニーズが拡大

ECのミカタ編集部

株式会社COUNTER WORKS(東京都目黒区、代表取締役CEO:三瓶直樹、以下「COUNTER WORKS」または「同社」)が提供する「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」について、登録ブランド数が累計で 2万を突破、2020 年と比較して2021 年は281%増加したことを公表した。

ブランドとリアルスペースをつなぐ

「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」は、ポップアップストアやイベント開催などの商業スペースのマッチングに特化した国内最大級のプラットフォームだ。ショッピングモールや百貨店、路面店、駅ナカ、オフィスビル、展示会場など様々な商業スペースの検索、予約、支払いをワンストップで提供している。

2015年5月のサービスリリース後、利用企業の業種は多岐に渡り、中でもファッション、フード・飲料、ライフサービス・生活雑貨等のブランドなどが多く利用しているという。

登録ブランド数は281%の伸び

登録ブランド数は281%の伸び

同社では、登録ブランド数増加の背景について次のように分析している。2020年は外出自粛等の影響によりポップアップストアの需要も一時停滞していたが、緊急事態宣言明け以降客足の戻りとともに営業活動を再開する事業者の数も復調してきた。

特に直近需要の伸びは大きく、2020年と比較して2021年の登録ブランド数は281%の伸びとなった。コロナ禍によって、これまで以上にデジタル化・EC 化を進める企業が急増、多くのことがオンラインに置き換えられたが、同時に、リアル店舗やオフラインならではの訴求力(商品の質感やサイズ感、実際の色味や香り、味等での訴求)の重要さが再認識される機会にもなったとしている。

新たなビジネス展開を支援

公表に際して同社では次のように述べている。

「『SHOPCOUNTER(ショップカウンター)』は、今後も不確実性が高い市況の中でも企業規模・業態問わず初期費用や契約期間の縛りなどのリスクを低減し、ブランドが新たなビジネスの可能性を最大限探る支援を通じ、弊社ミッション『すべての商業不動産をデジタル化し、商いの新たなインフラをつくる』の実現に向けて邁進してまいります。(中略)引き続き弊社では、サービス品質の向上やネットワークの拡大を通じてブランドやスペースオーナーの皆様のオフライン活用についての支援を拡大してまいります」

まだまだ市場は、予断を許されない不確実性があるのも事実だが、初期費用や契約期間の縛りなどのリスクを極力抑えた形でリアル店舗に出店可能なポップアップストアは、コロナ後のECやオムニチャネル、OMO施策を見据える上でも、その重要性が高まることになりそうだ。

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