アバターを活用したリモート接客サービス「AVACOM」がサービス開始

ECのミカタ編集部

AVITA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石黒浩)は、2022年4月27日より、デジタルヒューマンやキャラクターなどのアバターを活用したリモート接客サービス「AVACOM」を提供開始すると発表した。

20年以上の研究成果を活かしたアバターリモート接客サービス

20年以上の研究成果を活かしたアバターリモート接客サービス

少子高齢化による労働人口減少の課題や、新型コロナウイルスの影響によって生活様式が大きく変化する中、DX(デジタルトランスフォーメーション)がますます求められている。同社はこれまでさまざまな企業と協業し、アバターを活用した接客効果の検証や人々の新しい働き方の実現に取り組んできた。

「Virtualize the Real World(実世界の多重化)」をビジョンに掲げ、人々がメタバースとリアルの垣根を超えて多様に働ける社会の実現に向けて、アバターの社会実装を加速させていくために提供を開始したのが、アバターリモート接客サービス「AVACOM」だ。

「AVACOM」は、同社代表取締役CEO兼CTOであるロボット学者 石黒浩氏の20年以上の研究成果を活かして開発されたという。同社では、豊富な実証実験の経験とノウハウを活かした、アバター接客の効果を最大化するためのインタラクションデザインのサポートも行っている。

アバターオンライン接客サービス「AVACOM」の特長

アバターオンライン接客サービス「AVACOM」の特長

・キャラクターやデジタルヒューマンなどの多様なアバター(オペレーターの顔出しでの接客も可能)
・特殊な機材が不要で、自由自在にアバターの表情や身体を動かすことが可能なモーションキャプチャシステム
・少数のオペレーターが多数の拠点のアバターを操作することによる業務効率化
・自動対応と有人対応の切り替えによる業務効率化
・誰でも直感的に操作しやすいインタフェース
・接客データの取得・解析による、接客の可視化と教育やマーケティングでの活用

AVACOMで利用可能なアバターの一例

AVACOMで利用可能なアバターの一例

AVACOMでは人間そっくりのバーチャルヒューマン、アニメのようなキャラクター、動物などのマスコットなど多種多様なアバターをTPOに合わせて提供している。

企業ごとに服装などをカスタマイズしたり、オリジナルのアバターを新規開発したりすることも可能。AVACOMでの利用はもちろんのこと、SNSでの活用や映像制作などさまざまな用途での活用サポートも行うという。

AVACOMの活用により、ブランドのイメージにあったアバターを開発することでより一貫性のある世界観の訴求が可能になるほか、オペレーターのプライバシー保護にもつながるため、雇用できる人材の幅が広がるなどのメリットもありそうだ。

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