SBPS、SP.LINKSの株式取得「決済代行事業」における提供価値を向上

最終更新日:

ECのミカタ編集部

SBペイメントサービスによるSP.LINKSの子会社化に関する契約締結のお知らせ

SP.LINKS株式会社は2026年8月3日、同社の親会社株主であるBlackstone Inc.の関係会社が管理または投資助言を行うプライベート・エクイティ・ファンドと、ソフトバンク株式会社の子会社でファイナンス事業の中核を担うSBペイメントサービス株式会社(以下、SBPS)との間で、SBPSによる同社親会社株式の取得(以下、本件)に関する契約が締結されたことを発表した。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

多様化・高度化する決済ニーズへの対応をさらに強化

SBPSによるSP.LINKS親会社株式の取得に関する契約が締結され、本件完了後、SP.LINKSはSBPSの子会社となる予定である。

両社はこれを契機として、本件完了後の事業運営について検討を開始。SP.LINKSがこれまで培ってきた決済基盤やサービス提供力と、SBPSが有する幅広い決済サービスや事業基盤。それぞれの強みを活かしながら、多様化・高度化する決済ニーズへの対応をさらに強化し、加盟店への提供価値の向上を目指す。

具体的な事業運営の内容については今後、両社で検討を進める。決定事項は適切なタイミングで発表する予定。

次世代の商取引を支える決済基盤の強化を推進

SP.LINKSは決済代行事業に加えて、日本で数社のみとなるカードデータ処理センター事業を展開。非対面業界で唯一、大手カード会社16社とダイレクトに接続するクレジットカード決済ネットワークを有している。

一方、SBPSは40ブランド以上の決済手段を提供する決済代行事業に加え、アクワイアリング事業、B2B金融サービス、海外展開支援など、多様なソリューションを提供している。

本件により年間決済取扱高、十数兆円規模の国内トップクラスとなる事業基盤を形成するとともに、持続的に競争力のあるサービス提供体制を構築する。

また、AIを活用した新たな商取引形態である「Agentic Commerce(エージェンティックコマース)」の普及を見据え、次世代の商取引を支える決済基盤の強化を推進する方針を掲げた。

株式取得完了までは独立した事業者として運営

SP.LINKS 代表取締役社長 兼 CEO 野村亮輔氏は、本件について次のようにコメントしている。

「このたびのSBペイメントサービスとの取り組みは、両社が培ってきた知見や強みを活かし、加盟店の皆さまへの提供価値をさらに高めていくための重要な一歩です。より幅広いニーズに応えられるサービスの実現を目指し、両社の新たな成長につなげてまいります」

SBPSによる同社親会社の株式の取得は、関係当局の承認その他の前提条件の充足を経て完了する予定である。

両社は、株式取得完了後の事業運営を見据えた検討を進めるが、株式取得が完了するまでは、それぞれ独立した事業者として事業を継続する。

現時点で加盟店との契約内容や提供中のサービス、サポート体制に変更はない。今後、発表すべき事項が生じた場合、速やかに案内するとしている。