顧客データの分析「充分にできている」わずか28.3% Macbee Planetがサブスク企業のマーケティングDX実態調査を公表

ECのミカタ編集部

株式会社Macbee Planet(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉 知裕、以下Macbee Planet)は、サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名に対し、マーケティングDXに関する実態調査を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

調査概要

調査概要:マーケティングDXに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年4月25日~同年4月27日
有効回答:サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名

「データを充分に分析・活用できている」3割

「Q1.サブスク事業のマーケティングを行う上で、顧客データの分析と顧客データの活用をどの程度できていると思いますか。」(n=106)と質問したところ、「顧客データの分析」は「十分にできている」が28.3%、「顧客データの活用」は「十分にできている」が31.1%という回答となった。

分析ができていない理由は?

Q1で顧客データの分析が「あまりできていない・全くできていない」と回答した人に、「Q2. 分析ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「分析するためのデータが整理されていないため」が52.0%、「有効な分析観点がわからないため」が48.0%、「顧客データ量が少ないため」が36.0%という回答となった。

「分析できていない」人の9割超が重要性を認識

Q1で顧客データの分析が「あまりできていない・全くできていない」と回答した人に、「Q3.顧客データの分析は、今後のマーケティングを進める上で重要だと思いますか。」(n=25)と質問したところ、「非常に重要」が56.0%、「やや重要」が36.0%という回答となった。

顧客データの分析が重要だと思う理由は?

Q3で「非常に重要」「やや重要」と回答した人に、「Q4.顧客データの分析が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=23)と質問したところ、「購買に繋がる顧客を特定するため」が60.9%、「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」が52.2%、「顧客満足度を向上させるため」が52.2%という回答となった。

データ活用ができていない理由は?

Q1で顧客データの活用が「あまりできていない・全くできていない」と回答した人に、「Q5.活用ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「活用ノウハウがないため」が60.6%、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」が48.5%という回答となった。

LTV最大化を実現するサービスに興味

「Q8.顧客データの分析・活用を行い、LTV最大化を実現するサービスがあれば、欲しいですか。」(n=106)と質問したところ、「とても欲しい」が56.6%、「やや欲しい」が39.6%という回答となった。

サマリー

今回、サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名に対し、マーケティングDXに関する実態調査を実施された。まず、サブスク事業のマーケティング担当者のうち、「顧客データの分析」が十分にできているのは28.3%、「顧客データの活用」が十分にできているのは31.1%と、どちらにおいても約3割という結果となった。

顧客データの分析ができていない理由では、「分析するためのデータが整理されていないため」52.0%、「有効な分析観点がわからないため」48.0%などが上位に。一方で、顧客データの分析が出来ていないマーケティング担当者の92.0%が、「顧客データの分析」の重要性を認識しており、その理由として、「購買に繋がる顧客を特定するため」(60.9%)や「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」(52.2%)などの声があがった。

また、顧客データの活用ができていない理由を見ると、「活用ノウハウがないため」が60.6%、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」が48.5%という結果になった。一方、顧客データの分析同様、顧客データの分析が出来ていないマーケティング担当者の94.0%が、「顧客データの活用」は今後のマーケティングを進める上で重要と回答しており、その理由として、「サービス改善に活かすため」が58.1%、「CRMが重要になってくると思うため」が51.6%という結果になった。

今回の調査では、ECとも親和性の高いサブスク事業のマーケティングにおいて、顧客データの分析・活用が十分に行われていない実態が明らかになった。顧客データを分析することで、購買に繋がる顧客の特定や顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブの制作が可能になるだけでなく、サービス改善やCRMにつなげることもできる。そのような背景から9割以上のマーケティング担当者が顧客データの分析・活用の重要性を認識しているようだ。

一方、「時間や人材が不足しているため分析・活用するためのデータが整理出来ていない」「ノウハウを構築できていない」などの課題を抱えているマーケティング担当者も多く、現在のサブスク業界において、顧客データの分析・活用およびLTVの最大化は、重要度を増すことになりそうだ。

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