「AnyX」 「ZOZOTOWN」と「Tokopedia」との連携開始

ECのミカタ編集部

AnyMind GroupのECマネジメントプラットフォーム「AnyX」、ZOZOTOWNへの対応及びTokopediaとの連携を開始

AnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)が提供するECマネジメントプラットフォーム「AnyX」は、ファッションECモール「ZOZOTOWN」への対応及びインドネシア最大級のECモール「Tokopedia」との連携を開始した。

施策効果をAnyX上から一元管理

今回の連携によって、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、LazadaなどのECモール、Shopifyで構築した自社ECサイトなどに加え、ZOZOTOWN、Tokopediaも含めたチャネルや商品ごとの売上や施策の効果を、AnyX上から一元管理することが可能になる。

今回の連携によって、利用できる機能は以下の通りである。

◆各チャネルごとに手数料を設定し、コストを自動計算

AnyXでは、ECモールごとに異なる手数料など各種コストの入力設定が可能。設定に基づき各種コストを自動で計算を行うことができるため、レポート上でチャネルや商品ごとのコスト構造を簡単に把握できる。

◆各チャネル別、商品別に限界利益を算出

原価や各種販売手数料、広告宣伝費を計算し、すべての変動費を引いた限界利益を算出することが可能。これにより販売チャネル・商品ごとの収益を比較・分析が可能になり、経営判断や現場判断につなげることができる。

◆商品マスタ、注文、在庫情報の一元管理

各ECチャネルから商品・受注・在庫情報を自動で取得することで、1つのプラットフォーム上で情報を一元管理することが可能。

◆AnyXレポートで表示できる指標

▷販売チャネル別レポートに算出できる値
セッション数、注文数、CVR、総売上、平均注文額、配送料、純売上(総売上ー配送料)、商品原価 等々

▷商品別レポートに算出できる値
総売上、販売個数、平均販売額、配送料、純売上(総売上ー配送料)、商品原価、粗利、粗利率 等々

提携チャネル拡大の取り組みの一環

今回の連携の背景について、AnyMind Groupは以下のようにコメントしている。

「現在、ブランド運営・卸売を行う企業がEC・D2C領域においてビジネス成長を目指すためには、ECモール、自社ECサイトなど、ユーザーのニーズに合わせて、複数の販売チャネルを使い分ける必要があります。一方、複数チャネルの効率的及び効果的な管理・運用を実現するためには、人的資源の確保や各チャネルごとの専門的な知見が必要です。そこでこの度、当社はECを利用する企業の売上最大化に向けた、提携チャネル拡大の取り組みの一環として、ZOZOTOWNに対応。そしてTokopediaと連携を開始する運びとなりました。 今後も当社は、国内外問わず、幅広いECチャネルとの連携を推進していくことで、日本及びアジア各国・地域のECモールや自社ECサイトにおけるブランド企業の販路開拓をさらに力強く支援してまいります」

ご存知の通りZOZOTOWNは日本最大級のファッションECモールであるが、Tokopediaもインドネシア最大級のECモールとして知られており、アリババやソフトバンクからも投資を受けている。

今回の連携はAnyMind Groupもコメントしている通り、ブランド企業の販路拡大を大きく支援することに繋がるはずだ。今後もデータを基にした効率的かつ効果的なEC運用及び国内外に向けた販路拡大を支援するとしており、さらなる活躍が期待されるだろう。

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