BeeCruise株式会社（以下「BeeCruise」または「同社」）は、越境ECマーケティングで必要な基本施策をオールインワンでパッケージ化した「ファンマーケスターターパッケージ」の提供を開始した。

必要な基本施策をオールインワンで提供

海外向け購入サポートサービス「Buyee」を運営するBEENOSグループにおいて、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外プロモーションやマーケティングを行うBeeCruiseは、タグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」の導入企業向けに、越境ECマーケティングで必要な基本施策をオールインワンでパッケージ化した「ファンマーケスターターパッケージ」の提供を2023年3月より開始した。

同社は、「ファンマーケスターターパッケージ」について、「4000件以上の国内企業の越境EC支援実績を持つBEENOSグループが過去に実施してきた様々な施策から厳選した方法を抽出した越境ECにおける海外向けマーケティングに必要不可欠な施策を組み合わせたオールインワンのパッケージ」だとしている。

その上で、越境EC構築後、売上をのばしていくために必要な3つの施策である「集客・ブランディング」「理解促進」「購入促進・販売最適化」を行い、広告などを通じたユーザーからの反応や、数値パフォーマンスに応じて最適化させる専門運用体制で新規マーケットにおける最適なマーケティング方法を検証できるとしている。また、パッケージ限定価格のため、各施策個別の利用より、費用が10％ほど割安になるとのことだ。

「ファンマーケスターターパッケージ」サービス概要

同社がまとめる「ファンマーケスターターパッケージ」のサービス概要は次のとおりだ。集客から購入促進まで、海外ファンにアプローチし購入につなげる施策を一気通貫で実施。運用を元にした数値レポートを分析し、現状と課題を通出し、継続して拡大するための改善アクションを提案・運用する。

◆集客・ブランディング

▷SNS広告配信：SNSを活用してターゲットユーザーへ広告配信
▷SNS多言語運用：SNS上でストアや商品の魅力を多言語で発信

◆理解促進

▷多言語LP制作：ランディングページ(LP)を制作しストアコンセプトやおすすめ商品を訴求

◆購入促進・販売最適化

▷クーポン発行：期間限定クーポンの配信や、商品ページの最適化で購入を促進

◆適合する事業者

▷越境ECで販売準備ができたので売上を上げるためにマーケティング活動を行いたい
▷売上をもっと伸ばしたいが、何から行えばよいか分からない
▷海外向け広告配信や多言語ページ制作を行いたい

越境ECマーケ支援を加速させる

公表に際して同社では次のように述べている。

「新型コロナウィルスの影響によりインバウンド消費がリアルからオンラインへ移行し、2020年を節目に越境ECの注目が高まりました。さらに、インバウンド再開後の訪日観光客のリピート買い需要を満たす販路としても越境ECは注目されています。海外ユーザーによる日本商品の需要の高まりを背景に、BEENOSグループへの国内企業からのお問い合わせは、2022年だけで2100件を超えました。

しかし、越境EC導入後に海外マーケティングを実施している企業は少なく、BEENOSグループの調査でも、『越境EC導入後の課題はマーケティング方法がわからない』が6割以上と最多で、導入後のノウハウの必要性が感じられる結果となり、海外向けプロモーション実施企業は3割にも満たないという結果になりました。

BeeCruiseでは、BEENOSグループが海外市場でマーケティング活動を行う中で培ってきたグローバルマーケティングの経験を国内企業に提供し包括的に支援する事業を2019年より本格展開しております。BEENOSグループのこれまでの国内企業の越境EC支援実績は4000件以上に上り、その知見を生かしてこれから越境ECを始める事業者様に向けてマーケティングに必要な基本施策をオールインワンにパッケージ化した『ファンマーケスターターパッケージ』の提供を開始しました」

このように今回、日本企業の越境ECを支援するBeeCruiseが、「ファンマーケスターターパッケージ」の提供を開始した。越境ECマーケティングに必要な基本施策がオールインワンでパッケージングされたものとなっており、同社の越境EC支援策が、さらに加速することになりそうだ。