アシックスがvisumoを導入、ユーザーコンテンツをECサイトで活用

ECのミカタ編集部

株式会社visumo(東京都渋谷区、代表取締役社長:井上純、以下「visumo」または「同社」)は、同社の「visumo social」についてアシックスジャパン株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:阿部雅)が導入し、ECストアにてコンテンツをリリースしたことを公表した。

消費者と形づくる新コンテンツが始動

visumo社は、同社の提供するSNS上のユーザー投稿を自社サイトで活用する「visumo social」について、アシックスジャパンが導入し、同社が運営するアシックス公式オンラインストアにてコンテンツをリリースしたことを公表した。同社によれば、スポーツテクノロジーをライフスタイルへ提案するアシックスのブランドカテゴリーであるASICS SportStyleで、visumoを利用したUGCコンテンツの掲載がスタートしたという。

“誰もがアクティブな日常生活を体感できるようにすること”というブランドの想いを体現するような、ユーザーのASICS SportStyleとの生活が垣間見えるインスタグラム投稿をvisumoで収集、掲載。バリエーション豊かな投稿は、サイトを訪問するユーザーへのスタイリングのヒントになるとともに、サイトへ彩りを添えるコンテンツになっているとのことだ。

UGCの活用でASICS SportStyleの魅力を発信

UGCの活用でASICS SportStyleの魅力を発信

アシックスジャパン株式会社、担当者のコメント

「弊社の商品をご愛用頂いているお客様のリアルな投稿を商品と合わせて、バリエーション豊かに自社ページでご紹介することで、ASICS SportStyleが寄り添う日常をより豊かに、そして身近にイメージしていただけるのではと思い、『visumo social』を導入させていただきました。UGCの活用によって、より多くの方にASICS SportStyleに魅力を感じていただき、手にとるきっかけとなればと考えております」

(※)UGC:User Generated Contentの略称

CVRへの貢献にも期待

CVRへの貢献にも期待

公表に際して同社では、次のように述べている。

「デジタル人材が不足する中でテクノロジーを介してDX推進を可能とすることをビジョンにサービス開発を続けております。スマートフォンデバイスの普及と進化、またネットワークインフラの発展によりリッチなコンテンツが増えています。“読む”だけでなく、無意識に“見る”ということから生み出す顧客体験を信じ、次世代のビジュアルマーケティングを推進しています」

visumoは、ブランディングや商品訴求を強化するビジュアルデータを一元管理するビジュアルマーケティングプラットフォームで、導入実績は国内600社を超えている。

同ソリューションは、インスタグラム上のUGCを活用する機能やYouTubeなどの動画データをオウンドメディアで活用する機能、スタッフのリソースを活用してコンテンツ投稿を強化する機能など、事業者のウェブサイトでのデジタル接客を強化するサービスを提供してきた。

今回、ビッグネームであるアシックスに導入され、UGCをサイト活用する初の取り組みがvisumoでスタートしたことにより、その価値を新たに示したと言えそうだ。同社は今回の導入において、ブランドが制作したビジュアルだけでなく、一般消費者のリアルな投稿がサイトへ加わることでより身近で説得力のあるコンテンツとして、CVRへの貢献にも期待が集まっているとしている。

また投稿を掲載するにあたり、アシックス側からユーザーへコミュニケーションをとっていくことで、ユーザーとのつながりを強化し、UGC投稿促進にも今後一層力を入れていく予定だとしており、これからのさらなる成果にも期待がかかりそうだ。


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