「BULK HOMME」(以下「バルクオム」、運営：株式会社バルクオム、代表取締役CEO：野口卓也、以下「同社」)は、香港へ本格進出したことを公表した。

マツキヨ店舗や香港最大ECモールHKTVで展開

メンズスキンケアブランド「バルクオム」は、香港へ本格進出したことを公表した。バルクオムは、「世界No.1シェアのブランドをつくる」をミッションに掲げ、10以上の国と地域で展開している。アジア圏では、2017年の台湾進出を皮切りに、2022年には中国本土へ本格進出を果たした。

香港においては、2019年に限定したチャネルでテスト展開を行うことで製品ごとの需要検証を行ってきたが、当時はコロナウイルス感染拡大の影響を受けその後の展開拡大に至ることはできなかった。そして今回、ついに香港への本格進出を果たしたのだ。

◆取扱い店舗

・マツモトキヨシ：銅鑼湾、尖沙咀、沙田
・Cosmego：旺角、尖沙咀、銅鑼湾
・イオン：AEON STYLE康怡
・HKTVモール：EC

アジア圏での展開をさらに加速

今回、コロナウイルス感染拡大の収束に伴い、香港現地での販売加速が期待できること、同時に中華圏での経済回復及び中国本土から香港への旅行客の増加によるインバウンド効果が期待できることから、2023年1月より展開を拡大。マツモトキヨシなどの香港現地の店舗に加え、香港最大のプラットフォームHKTVモールでの取り扱いを開始した。

同ブランドの製品は、ヘアケア、ボディケアなどスキンケアを中心に展開しており、特に、THE FACE WASH（洗顔料）、THE LOTION（乳液）、THE SHAMPOO（シャンプー）は香港でも多くの支持を得ているという。発売から3カ月での累計販売額は想定の3倍を記録。バルクオムはこの香港への本格進出を追い風に、アジア圏での展開をさらに加速するとしている。

世界のメンズビューティをアップデートする

株式会社バルクオム取締役CGOである清氏のコメント

「この度、香港への販売拡大に向けて新たなスタートを切ることができ、大変嬉しく思います。コロナウイルス感染症対策の規制が緩和され、インバウンド市場も回復しつつある今、グローバル市場への展開を加速することは『世界のメンズビューティをアップデートする』という弊社のビジョン達成のための重要な取り組みであると捉えています。香港でもお客様とバルクオム製品との接点を拡大し、世界中の多くのお客様に高品質なスキンケア体験をお届けすることで、日常生活がより豊かになる一助となれるよう、引き続き尽力してまいります」

また同社は、アジアビジネスにおける重要拠点と呼ばれる香港での展開を本格化することは、バルクオムにとって新たな挑戦だとしている。実店舗販売が多い香港で店舗での取扱いを拡大するとともに、Withコロナで普及したオンラインでの販売も行うことで、製品とブランドを浸透させることを目指すとしており、購買欲旺盛な中国大陸の消費者と、彼らが熱い眼差しを向ける日本のコスメとの出会いが新たに創出されることになりそうだ。