パスワードの使い回しに要注意!情報漏えいに見えるユーザーの頻雑化

ECのミカタ編集部

パスワードに関する調査

エムオーテックス株式会社は、「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」を2014年10月に発足し、2014年10月27日から12月22日にかけて、「Webサービスとパスワード管理の実態」を調査した。

調査対象者は20~60代の男女150名。WebメールやSNS、ECサイトにおいて複数のサービスを利用しているユーザーは76%に及ぶ。その中で3人に1人がパスワードの使い回しによるリスクがあることが明らかになった。

Webサービスのそれぞれの危険性

現在96%がWebメールを使用、約半数は複数のサービスを利用している。メールアドレスがユーザーIDとして利用されるケースが多いが、パスワードと同じ設定にすると漏えいしやすい。

また97%がSNSを利用、LINE、Facebookの併用は57%。その中でFacebookの公開設定について「全員に公開」「分からない・気にしたことがない」と回答したユーザーは約4割に及ぶ。LINE ID交換から個人のfacebookページの割り出しが行われるなど、危険性が危惧される。

ECサイトについては95%が利用、半数以上が複数のサービスを併用している。その利便性に反し、会員情報、クレジットカード登録により狙われやすく、パスワードが漏れてしまうと大きな被害を被るリスクがある。

見直しとルールを

パスワード設定はユーザー自身が始められる情報漏えい対策。この調査結果から、パスワードを見直し自身のルールを作ることを強く推奨している。


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