三越伊勢丹のメディア型EC 「らしさに出会える、食メディア“WEB FOODIE”」3/23スタート

ECのミカタ編集部

三越伊勢丹が食に関するデジタルメディアとして “WEB「FOODIE」”を開設
「三越」「伊勢丹」のオンラインストアで取り扱う商品は、ワンクリックで購入サイトへ
スタイリストによる顔の見える「情報提供」

2015年春、三越伊勢丹が食にまつわる情報を発信

株式会社三越伊勢丹ホールディングス(以下、三越伊勢丹)は、新しいカタチのWEBビジネスへの展開をはかっていくことを目的に、株式会社インフォバーンを共同運営会社として、食に関するデジタルメディア“WEB「FOODIE」”を3月23日に開設した。
「FOODIE」は、伊勢丹新宿本店の食品フロアで配布されている紙媒体のカタログだが、WEB「FOODIE」では、リビング領域なども含め、三越伊勢丹グループの枠を超えた『食』にまつわる情報を紹介し、ライフスタイルの提案を行っていく。三越伊勢丹では、購買意欲を喚起する顧客と双方向の情報発信機能と、グループ内外のコンテンツを幅広く扱う物販機能を融合させることによるWEBビジネスの新展開を目指しており、今回はその第一弾の事業となる。
WEB「FOODIE」の主なコンテンツは、「PRODUCT(モノ)」「FEELING(コト)」「STYLIST(ヒト)」。アイテムごとの切り口や、四季、豪華などのテーマで情報を発信。「三越」「伊勢丹」のオンラインストアで取り扱う商品については、ワンクリックで購入サイトへ遷移することができる。

顔の見える情報提供、グループ従業員が「スタイリスト」として登場

三越伊勢丹が取り扱う『食』というだけで信頼され、人気を集めることは約束されているようなもの。しかし、三越伊勢丹は、新たなライフスタイル提案というカタチでのチャレンジ精神を見せる。サイトを見てみると「祝・北陸新幹線開通」という記事で、石川のローカルフードを独自取材し紹介。また「スタイリスト」マークのついた記事では、三越伊勢丹グループの従業員が、顔写真付きで『食』に対する個人的な感想を紹介している。
こうした情報共有や従業員との接点づくりは、三越伊勢丹をより身近な感覚へ導くために大いに役立つことだろう。EC事業者にとっては、サイトづくりのための良いモデルケースとして参考になる所が多いはずだ。


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