Cacco、データサイエンスで決済前後の「属性・行動分析」による多重防御を支援
かっこ株式会社(以下、Cacco)は2026年6月23日、最新の「クレジットカード・セキュリティガイドライン」(※1)が推奨する「属性・行動分析」への対応として、AI・機械学習を用いた解析技術および独自アルゴリズムの研究開発を強化することを発表した。
「審査運用の自動化」を支援
Caccoでは、データサイエンスの知見を活かし、高度なルールエンジンと最新のAI・機械学習モデルを融合させた新世代の検知エンジン「O-PLUX AI」を展開している。

※画像参照:不正検知サービスのAI機能を強化最新のガイドラインに基づきAIをはじめとしたデータサイエンスで決済前後の「属性・行動分析」による多重防御を支援(かっこ株式会社)
これら「O-PLUX AI」が持つ高度なアルゴリズムを、日々最新の状態へと最適化し続けることで、常に変化する不正手口に対して先回りした対策を可能にする。
今回の強化により、Caccoは検知精度のさらなる向上だけでなく、EC事業者における「審査運用の自動化」を支援する方針を掲げた。
AIに代表される独自のアルゴリズムを用いたデータサイエンスに基づく高精度な解析により、人が介在する判断を最小限に抑え、即時の自動判定を促進。巧妙化する不正対策と、運用コストの削減を両立させる。
巧妙化する不正からECサイトを守る
2025年の被害額は501億円と前年比で約8%減少しており、2025年3月末を期限としたEMV 3-Dセキュア(以下、3DS)の導入義務化が一定の効果を奏している状況である。
一方、Caccoは「依然として被害額が高水準である事実は、3DSの本人認証を巧妙に回避する手口や、3DS導入だけでは防ぎきれない不正注文が残存していることを示唆しています。そのため、最新のガイドラインでは、決済時の本人認証に加え、決済前後の取引の流れを『線』として捉え、『属性・行動分析』等の対策を組み合わせる『多重防御』の重要性が改めて強調されています」と指摘する。
同社は、この多層的な守りの要となる技術を「O-PLUX AI」として高度化。3DSと併用することで、正規ユーザーの利便性を損なうことなく、巧妙化する不正からECサイトを守るとしている。
不正検知テクノロジーのさらなる高度化に向けた本取り組み。今後の動向に注目したい。
※1:クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.1版】クレジット取引セキュリティ対策協議会(2026年3月)


