博報堂とBraze、「生活者理解」と「次世代の顧客体験」を探る共同プロジェクト始動

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ECのミカタ編集部

博報堂とBraze、「買う」を起点に“動的”な生活者理解と次世代の顧客体験を探る共同プロジェクト「カウテックプロジェクト」を始動

株式会社博報堂とBraze株式会社は2026年8月18日、生活者の「買う」という視点から次世代の顧客理解とテクノロジー活用のあり方を探り、継続的に発信していく共同プロジェクト「カウテックプロジェクト」を始動すると発表した。

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複数の取り組みを通して、日本市場に新たな示唆を提供

「カウテックプロジェクト」は、「売る」側の論理ではなく「買う」側の視点から消費の実態を捉え直す。その上で、生活者にフィットする顧客エンゲージメントを、テクノロジーでどう実現するかを探究する取り組みである。

博報堂とBrazeの両社は本プロジェクトにおいて以下の取り組みを通じ、日本市場に新たな示唆を提供するとした。

◆生活者実態調査
▷「買う」を起点とした独自の生活者調査を実施し、これまで見えにくかった生活者の動的な実態に迫る。
※調査結果は順次公開予定

◆テクノロジー活用の実証
▷Brazeのデータ連携・AI機能をベースに、企業が実際にどのように生活者に向き合えるかを、実証実験(PoC)を通じて検証。

◆市場提言の発信
▷調査・実証で得られた知見をもとに、生活者起点の顧客体験とパーソナライズの新たなあり方を提言。

新しい「パーソナライズのあり方」を統合的に発信

近年、生活者の購買行動は多様化・複雑化し、企業が従来型の「販売起点」で生活者を捉えることは難しくなっている。

こうした状況に対して、博報堂とBrazeは「生活者をあらかじめ定めた属性で固定的に分類する従来型(静的)のセグメンテーションだけでは、状況や気分によって刻々と変わる一人ひとりの文脈までは捉えきれません。その一方で、こうした生活者の動的な側面を前提とした顧客アプローチの方法論は、いまだに確立されていません」とコメントしている。

こうした課題意識のもと、博報堂の買物研究所が長年培ってきた生活者研究と、Brazeがグローバルで展開するリアルタイムなカスタマーエンゲージメントプラットフォームおよびAI活用の知見を組み合わせた。それにより、生活者の動的な側面に寄り添う新しいパーソナライズのあり方を、学術的かつ実務的な知見として統合的に発信していくことを目的に「カウテックプロジェクト」を立ち上げるに至った。

「カウテック」は、「カウ=買う」と「テック=テクノロジー」を掛け合わせた造語である。生活者の購買行動に根ざしたインサイトと、テクノロジーの活用による企業の新たな向き合い方を融合するという本プロジェクトの理念を体現している。

これからの「顧客体験の進化」を両社で継続的にリード

博報堂とBrazeは今後の展開について、次のようにコメントしている。

「カウテックプロジェクトでは、第1弾の取り組みとして実施した生活者調査の成果をはじめ、今後得られる知見を、ホワイトペーパー、セミナー、ラウンドテーブル等を通じて順次発信を予定しています。参加企業や有識者とともに議論を深めて業界横断での知見共有を推進するとともに、生活者起点の視点と先端テクノロジーを掛け合わせ、これからの顧客体験の進化を両社で継続的にリードしてまいります」

両社は独自の生活者調査に加え、Brazeの技術を活用した実証実験(PoC)を継続的に重ね、そこから得られる知見を、ホワイトペーパーやセミナー等を通じて業界に提言する方針を掲げる。

「動的」な生活者理解と、次世代の顧客体験を探る共同プロジェクトとして、今後どのような知見が発信されるのか注目したい。