TikTokでの購入、きっかけは「自分に合いそうだと感じた」4割以上 PLAN-B調査
株式会社PLAN-Bは2026年8月26日、「TikTokで購入につながるコンテンツ調査」の結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2026年7月3日〜7月4日
◆調査対象:TikTokで見つけた商品を購入したことがある10代~60代の男女
◆調査人数:500名
◆調査方法:インターネットアンケート調査
◆出典:TikTokで購入につながるコンテンツ調査2026(株式会社PLAN-B)
購入の決め手は「商品が自分に合いそう」がトップ
TikTokで知って購入した商品について、購入した理由を質問。「商品が自分に合いそうだと感じた」(44.4%)が最多だった。次いで「コンテンツ内容が信頼できた」(33.8%)、「特徴や使用シーンがわかりやすかった」(33.0%)と続く。
価格や話題性だけではなく「自分に合う」と感じられることや、発信内容への信頼感が購入を検討するうえで、重要な要素となっていることがうかがえる。
PLAN-Bはこの結果について「TikTokで購買につなげるためには、実際の使用シーンや使用感を具体的に伝え、どのような人に適しているのかを具体的に示し、ユーザーが自分ごととして判断できるコンテンツを設計することがポイントといえそうです」と分析している。

購入のきっかけはショート動画が最多
購入のきっかけとなったコンテンツの形式は「ショート動画」が42.8%を占め、最多となった。
また、ライブ配信をきっかけに購入した人では「説明で他商品との違いが理解できた」(44.0%)が最多に。次いで「特徴を知り自分に合うか判断できた」(36.6%)、「質問回答で不安が解消された」(35.0%)といった理由が上位に。商品の魅力だけでなく、比較・検討段階の具体的な情報が重視されていることがうかがえる。

TikTokで見て購入した商品を紹介していたクリエイターとの関係性について質問。「何度か見たことがあるクリエイター」(35.6%)、「普段からよく見ているクリエイター」(32.8%)が上位に並んだ。購入者の6割以上が、「以前から投稿を見ていたクリエイター」の紹介をきっかけに商品を購入していることが明らかとなった。
一方、初めて見たクリエイターの投稿から購入に至るケースも、一定数確認された。
おすすめフィードを通じて、これまで知らなかった商品やクリエイターと出会う機会が生まれやすい。そのような新たな出会いが、購買につながる可能性がある点もTikTokの特徴の1つとなっている。

納得して購入を判断できる情報を届けることがポイント
PLAN-Bは本調査の結果について、次のようにコメントしている。
「TikTokのコンテンツでは『自分に合うか』『他の商品と何が違うか』など、商品を具体的に理解し、購入を判断するための情報が重視される傾向が見られました。こうした結果から、TikTokで購買につなげるうえでは、ユーザーが商品を自分ごと化し、納得して購入を判断できる情報を届けることがポイントになるでしょう(中略)TikTokでは、『誰に伝えてもらうか』『何を伝えるか』に加え、商品との出会いから購入検討までのどの段階で情報を届けるかまで含めてコンテンツを設計することが、購買につなげるポイントになると考えられます」
近年、TikTokは商品の認知だけでなく、購買につながるプラットフォームとしても存在感を高めている。また、TikTok Shopの提供開始により、商品との出会いから購入までをTikTok内で完結できる環境も整いつつある。
TikTokでの販売施策を検討する際には、本調査結果をコンテンツ設計の参考にしたい。


