「置き配」利用者の約2割がトラブルを経験、「誤配」「盗難」への不安が課題 レバレジーズ調査

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ECのミカタ編集部

置き配利用者の約2割がトラブルを経験、「誤配」「盗難」への不安がさらなる普及の課題に

レバレジーズ株式会社が運営するエッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」は2026年8月25日、「宅配の受け取りに関する実態調査」の結果を発表した。

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調査概要

◆調査年月:2026年7月17日~7月21日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査主体:レバレジーズ株式会社
◆実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
◆有効回答数:647名
◆調査対象:荷物を自身で受け取る機会がある20代〜60代以上の男女
◆出典:宅配の受け取りに関する実態調査(レバレジーズ株式会社)

約8割が置き配サービスを利用

これまでに置き配を利用したことがあるかを質問したところ「利用したことがある(78.4%)」が約8割を占めた。また、置き配サービスの利用意向については、約4割が「積極的に利用したい(42.5%)」と回答している。

置き配を利用したい理由としては「在宅・不在にかかわらず受け取りの手間がないから(82.7%)」が最多だった。次いで「配達時間を気にせず自由に外出できるから(70.7%)」「再配達を依頼する手間や申し訳なさを避けたいから(62.6%)」が続く。

一方、利用したくない理由としては「荷物の盗難や紛失への不安があるから(88.7%)」が最多に。次いで「雨風による水濡れや、荷物の破損・汚損への不安があるから(49.5%)」が挙げられた。

置き配利用者の約2割がトラブルを経験

置き配利用者にトラブル経験の有無を聞いたところ、置き配利用者の約2割が「トラブルを経験したことがある(17.9%)」と回答した。

具体的なトラブル内容としては「誤配(他人の荷物が置かれていた、自分の荷物が別の場所に置かれた)(46.2%)」が最も多く、次いで「荷物の破損・汚損(42.9%)」が続いた。

トラブルを経験した後の、利用状況の変化では「高価な商品は置き配を避けるようになった(39.6%)」が最も多かった。次いで「置き配の利用頻度を減らした(19.8%)」「配送会社によって使い分けるようになった(19.8%)」など、利用者がリスクを考慮しながら置き配を活用している実態が明らかになった。

社会全体で物流を支えていくことが求められる

置き配や対面受け取り以外の「自宅外での受取サービス」を利用したことがある人は38.8%と、約4割を占めた。

利用したことのある受取方法としては「コンビニエンスストア(73.3%)」「駅や街中にある宅配ロッカー(35.1%)」が上位に挙がった。

利用理由は「自分の都合の良い時間に受け取れるから(77.3%)」が最多に。次いで「不在による再配達を避けられるから(44.2%)」「荷物を確実に受け取れるから(43.0%)」と続いた。「自宅外の受取サービス」は、利用者の都合に合わせて荷物を受け取れる手段として、再配達を避けるための選択肢の1つになりつつあることがうかがえる。

レバジョブサービス責任者である森山智典氏は、本調査結果について「持続可能な物流インフラを実現するためには、利用者と物流事業者がそれぞれの立場で工夫を重ねながら、社会全体で物流を支えていくことが求められているのではないでしょうか」とコメントしている。

荷物の内容や住環境に応じて受取方法を使い分けたり、配送日時や置き場所を事前に設定したりするなど、一人ひとりの行動が物流全体の負荷軽減につながる。EC事業者としても改めて、消費者へのアナウンスを進めるなど、持続可能な物流の構築に向けた対応を進めたい。