約3人に1人が情報収集の「初手」に生成AIを利用 GMO NIKKO調査

最終更新日:

ECのミカタ編集部

生成AI時代の購買行動【GMO NIKKO調査】 商品・サービス検討時、約3人に1人が情報収集の「初手」に生成AI

GMO NIKKO株式会社が運営する「GMO AI検索ラボ」は2026年10月16日、「生成AI時代における検索・購買行動」に関する調査結果を発表した。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

調査概要

◆調査テーマ:生成AI時代における生活者の検索・購買行動の実態把握
◆調査期間:2026年5月29日〜6月9日
◆調査主体:GMO NIKKO株式会社
◆調査地域:日本国内
◆調査対象:Googleの「AIによる概要(AI Overviews)」を認知・利用する全国の男女15~59歳 (男性771名・女性896名)
◆有効回答数:n=1667
◆調査方法:インターネット調査
◆出典:「生成AI時代における検索・購買行動」に関する実態(GMO NIKKO株式会社)

約3割が最初の情報収集に生成AIを利用

全回答者に「商品・サービスを検討する際に最初に選ぶツール・手段(複数回答可)」を聞いたところ、Google検索(79.5%)が首位となった。

生成AIは31.3%となり、SNS(35.1%)やECサイト(31.5%)に並ぶ、有力な選択肢となっている。

商品・サービスを検討する際に最初に生成AIを選ぶと回答した人(n=521)に、その理由を聞いたところ「短時間で情報をまとめたい」(55.9%)が最多となり、「選択肢を幅広く知りたい」(50.5%)、「機能・性能を比較したい」(44.9%)が続いた。

8割以上が「AIだけで情報収集を完結」した経験

商品・サービスを検討する際に最初に生成AIを選ぶと回答した人(n=521)に、生成AIで情報収集することが多いカテゴリを聞いたところ(複数回答可)、「家電・パソコン・スマホ」(46.4%)が最多となった。

商品・サービスを検討する際に最初に生成AIを選ぶと回答した人(n=521)に、「生成AIツールで調べるだけで完結した(検索エンジンを使わなかった)経験はありますか。」と質問。「よくある」(28.4%)「たまにある」(59.1%)合わせて87.5%が、生成AIだけで情報収集を完結したことがあると回答した。

その理由(複数回答可)については「AIが示した情報で十分だった」が、70.8%と最も多かった。

生成AIが商品検索の新たな「入り口」に

本調査結果について「GMO AI検索ラボ」編集部の神津洋幸氏は、次のようにコメントしている。

「今回の調査で最も注目すべきは、生成AIが商品検索の新たな『入り口』になりつつある点です。商品・サービスを検討する際、回答者の約3割が最初の検索手段の1つにAIを選んでいます。『まずAIに聞く』という行動様式が広がりつつあります。(中略)AIのみで情報収集が完結する経験が『商品・サービスを検討する際に最初に生成AIツールを選ぶと回答した人』の87.5%に上るという結果も見過ごせません。従来の『検索エンジンやSNSで検索→購入』という導線が、『AI→そのまま購入検討』という流れに置き換わる可能性も少なくないことを意味します」

企業にとっては、生成AIに自社の商品・サービスが正確に理解・引用され、生活者に発見される環境を整えることの重要性が一段と高まっている。今後の施策、対応検討の参考にしたい。