分析力、飛躍的up!デジミホ、「R∞」を「Tableau Server」と連携、カスタマイズ分析を提供

ECのミカタ編集部

デジミホ「R∞」がTableau Japan株式会社の提供するBIツール「Tableau Server」と連携
上位顧客分析、RFM分析、商品ランキング分析など、設計自由度の高い分析機能を提供
「購買パターン分析」「バスケット分析」のテンプレートを登録予定、随時追加していく

利用企業の要望に応じた「カスタマイズ分析」が低コストかつスピーディーに実行可能

株式会社デジミホ(以下、デジミホ)は、提供するEC事業者向けパーソナル・マーケティング・プラットフォーム(ASPサービス)「R∞(アール・エイト)」を、Tableau Japan株式会社の提供するBIツール「Tableau Server(タブローサーバー)」と連携させ、設計自由度の高い分析機能を提供開始すると5月13日に発表した。

「R∞」は、4,000パターン以上の対象者抽出条件とチャネルを駆使して、顧客の反応を伺いながらキャンペーンシナリオを設計。その設計に対し、メール、ディスプレイ広告、WEBサイト、スマホアプリなどを通して、一人ひとりに最適化されたコンテンツを提供し、精度の高いマーケティングオートメーションを実現するツール。「Tableau Server」は、インタラクティブなダッシュボードを社内ポータル、SharePointやWebサイトで公開することで、情報共有を円滑化し、部門間やチーム内でのコラボレーションを促進するソリューション。

「R∞」は、分析機能として「顧客の見える化」「効果検証」「予算進捗管理」などを提供してきたが、今回の連携で、以下の分析機能を新たに提供する。
(1)上位顧客分析 (2) RFM分析 (3)商品ランキング分析 (4)購買日時分析 (5)顧客属性分析 (6)リピート購買分析

デジミホでは、この他にも「購買パターン分析」「バスケット分析」のテンプレート登録を予定。随時、テンプレートを追加していく。また、上記以外にも、「R∞」導入企業の要望に応じた分析を、カスタマイズで設計・提供するとしている。カスタマイズ設計は、デジミホのコンサルタントが2〜7日程度で設計し、ダッシュボードを作成。企業は、BIツールを独自で導入する必要がなく、開発コストを発生させることもないとのこと。

EC事業者が「分析」したい内容は、扱う商品やサービスにより千差万別。さらに、日々の世の中の動きも加えれば、数えきれないほどの分析機能が必要になるだろう。欲しい分析機能を探すより、導入企業が自ら機能を設計していく方が実は遥かに効率的なことも多い。デジミホは、今後も他ツールとの提携を強化し、これまで以上にパーソナライズされたサービスを提供していくだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事