ナビプラス「NaviPlusリタゲメール」の提供を開始

ECのミカタ編集部

ウェブサイトから離脱したユーザーへのメール自動配信
手軽に低コストでの利用が可能
30日間の無料期間も用意

ユーザーごとに異なるEメールでリターゲティングを図る

デジタルガレージグループでマーケティング支援事業を展開するナビプラス株式会社(以下ナビプラス)が、ECサイトや資料請求サイトのコンバージョン率向上を支援するサービス「NaviPlusリタゲメール」の提供を8月3日から開始した。

「NaviPlusリタゲメール」は主にECサイトへ訪れたユーザーに対してEメールによるアプローチでリターゲティングを図る。リターゲティングとは、自社サイトを訪れたユーザーに対して、サイトへの再訪を促す広告手法。「NaviPlusリタゲメール」ではショッピングカート画面で購入手続を中断し、商品を購入せずにサイトを離脱したユーザーに対して、あらかじめ登録されているユーザーのアドレス宛にサイトへの再訪を促すメールを自動配信することができる。なお、メールにはショッピングカートに入れたままの商品や、ユーザーが閲覧した商品の情報を自動で差し込むこともできる。

多くのソリューションが複数のシステムとの連携が必要となるが、「NaviPlusリタゲメール」ならば導入するサイトにつなぐだけという手軽さだ。また、連携が不要であるため、低コストでの導入が可能となる。何より、リターゲティングメールでもっとも高い効果の見込める配信時間帯の「ユーザーの離脱後30分~60分以内」のEメール配信を可能にした。

「NaviPlusリタゲメール」は2015年1月よりクローズドβ版として3社に先行導入された。一斉配信のメルマガなど、従来のEメールマーケティングと異なり、ユーザーごとに内容の異なるEマールを送信できることから、高い手績を挙げ、一般公開前より大手ECサイトだけではなく、人材紹介や不動産など様々な分野の企業からの注目を集めていた。

ナビプラスは「インターネットのユーザー体験をプラスする」をテーマに、2010年に設立された。「ウェブでの接客(おもてなし)」の視点から多くのASPサービスを開発し、600以上のウェブサイトにサービスを提供している。

ウェブから離れたユーザーに対するEメールでのリターゲティングにより、ユーザーの購買意欲を呼び戻し、商品の購入につなげる大きな架け橋となるだろう。


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