ユニバーサル ミュージックがECインフラを強化整備

ECのミカタ編集部

通販ビジネス拡大に向け、「eltexDC」を導入

世界最大級のレコードレーベルの日本法人の公式ECストア「UNIVERSAL MUSIC STORE」を運営するユニバーサル ミュージック合同会社(以下、ユニバーサル ミュージック)は、株式会社エルテックス(以下、エルテックス)のトータルサポートを受け、通販ビジネス拡大に向けたECインフラの強化整備を行ったと12月28日に発表した。

強化整備の目的は、受発注・在庫管理システムなどの業務システム、売上集計・分析機能、システムを運用するクラウド環境などを提供することで、持続的な売上増にも充分対応できるECインフラの構築。また同時にスマートフォンを中心としたECフロントのユーザーインターフェイス(UI)設計と新デザインにより、ユーザーエクスペリエンスの更なる向上を図る大型リニューアルが実施された。

ユニバーサル ミュージックがECシステム/サイトのリニューアルのサポート企業として、エルテックスを選定した理由は、EC/通販統合パッケージ「eltexDC」を中核に基幹システムとの連携、業務効率化のシステムカスタマイズ、集計分析・メール配信・サイト内リコメンド・検索などのツール提供、システム運用のためのインフラ構築と運用、UI設計・デザインまで総合的なソリューションをワンストップで提供できることとしている。

ECインフラ強化に向け提供された主要ソリューションは、①システム連動などバックオフィスの効率化による業務負荷軽減。②レーベル直販サイトの優位性と顧客のロイヤリティを高める施策をシステムでサポート。③集計作業・分析作業の効率化。④UIとデザイン刷新による集客・コミュニケーションの効率化。⑤サイト内リコメンド、検索エンジンでのユーザビリティ向上とのこと。

「UNIVERSAL MUSIC STORE」のリニューアルが決定されたのは今年の初頭で、実際に公開されたのは10月20日。システムの全面的な見直しとサイトのスマホ対応が行われただけあって、多くの時間が費やされた。サポート会社の選定理由を1社のみで完結できるとしたことにも頷ける。ワンストップで対応できなければ、さらに時間を要したのではないだろうか。リニューアル公開当初はページ更新などに遅れなどが生じていたが、現在は問題なく運行。ユニバーサル ミュージックの通販ビジネス拡大に向けた今後の施策などに注目が集まっている。


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