本格始動!担当者が語るベルメゾンデイズの”こだわり”

利根川 舞

ベルメゾンデイズの”無理をしない自然体で使えるもの”とは

 株式会社千趣会(以下「千趣会」)が昨年の9月に開設した、新たな総合ライフスタイルブランド「ベルメゾンデイズ」が2016年春号のカタログラインナップをもって、約600型からなる全ての商品ラインナップが出揃い、ついに本格デビューとなる。

それに伴い、昨日メディア向け勉強会が開催され、「ベルメゾンデイズ」のこだわりや想いが語られた。

『暮らしに日本のいいものを。』

これはベルメゾンデイズのブランドコンセプトだ。時代の流れに流され、ただ消費されるばかりの商品ではなく、愛着を持って長く付き合ってもらえるような商品を作り上げていくために、ベルメゾンデイズには譲れないものがある。

まず1つ目は「デザイン」。ベルメゾンデイズには日本人の生活や日本の部屋に合うようなデザインやカラーが使われている。2つ目には「アイデア」。消費者の意見を積極的に取り入れており、月に平均2回ほど意見を聞く機会を設けている。そして、3つ目に商品の「クオリティ」だ。バイヤーが積極的にメーカーなどを訪ね、商品の意図をしっかりと伝えた上で、メーカーと一緒に商品を作り上げている。

そんなこだわりがたっぷり詰まった、数あるベルメゾンデイズの商品の中でも、主力として立てられた商品がある。それは、なんと「タオル」だ。その名も「速乾さらふわタオル」。

実は、千趣会の頒布会事業で行われてきた数々のイベントでも高い評価を受けており、2010年に販売が開始されて以来、毎年改良が加えられており、これまでに130万枚も販売されている。歴史のある「速乾さらふわタオル」がベルメゾンデイズ内でも主力として販売される。

「速乾さらふわタオル」をはじめ、同じくベルメゾンデイズで販売される「今治産タオル」を触ってみると、普段触れているタオルとは触り心地がまったく違う。「今治産タオル」には「吸水性にこだわったやわらかな肌触りの今治産タオル」「使いはじめからしゃりふわの今治産タオル」「わた菓子のようなかるふわ今治タオル」の3種類があり、いずれも触り心地は異なる。新品であるのに、どこか懐かしい気もする。スッと生活の中にとけ込む触り心地だ。

もう1つ、ぜひ紹介したい商品がある。それは、「無撚糸使いの播州織パジャマ」だ。このパジャマには兵庫県西脇市の名産品である播州織が使われている。播州織は通常、シャツなどに利用されており、メーカーの方には「パジャマにするんですか!?」と驚かれたというほど、パジャマとしては珍しい生地だ。着心地にこだわり、綿100%なうえ、椿オイルが染み込ませてあり、しっとりとした触り心地で、良い夢が見れそうなパジャマとなっている。

「何が受け入れられ、何が求められているのか」そういったことを追求した結果、こういった商品が開発されているのだ。

ベルメゾンデイズの商品は30代から40代の女性をターゲットにしている。だからこそ、女性が握りやすいサイズが研究されていたり、女性の身長に合わせて棚の高さが計算されていたり、挙げきれないほどの工夫がなされている。

生活にとけ込む”ベルメゾンデイズ”

生活にとけ込む”ベルメゾンデイズ”使いはじめからしゃりふわの今治産タオル

 実店舗を持たない千趣会は、マンションのモデルルームへの商品提供などによって、消費者が商品に触れる機会を創り出している。カタログとWEBだけでは商品のイメージが付きにくいため、イベントを行っているのだ。

また、ベルメゾンデイズ本格始動に伴い、新しいCMが制作されている。前回のCM同様、竹内まりやさんがベルメゾンデイズのためだけに作詞作曲をした「Smiling Days〜ほほえみの日々〜」が使用される。CMに出演するのはこちらも前作同様、現在人気上昇中の青山ららちゃんだ。参加者限定で撮影風景が公開されたのだが、春にぴったりな内容となっている。CMの放送は3月以降となるようだ。

ベルメゾンデイズは千趣会の中でも基幹ブランドとして、スタートを切った。千趣会の日本の良さへのリスペクトに、筆者もまた感銘を受けながら、その商品のこだわりと、時代に流されない匠の魅力で、ここから、ずっと、今よりもっと、人々の暮らしに、日本のいいものを送り続けてくれることを祈るのである。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

利根川 舞 の執筆記事