【朝刊】EC業界のNews1日をまとめて振り返り（3月23日版）

　今週もスタート。週始め、昨日のニュースを振り返って日々の変化を要チェック。今週も頑張るあなたを応援します！　今回から1日まとめの形を少し変えてみました。引き続きよろしくお願いいたします。

昨日3月22日のNews一覧はこれ

●Google右カラム広告廃止から改めて思う「LP」の価値
まとめると・・・
・Google検索の右カラム広告廃止などにより、集客の難易度が高まっている。
・ただ広告を出すだけではダメ、LPの質の向上が求められている。
・トレンド、ノウハウを盛り込むためには専門家の力を借りるのも手。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/build/8361/

●1000回目「Yahoo!出店セミナー」に参加してみた
まとめると・・・
・迷うよりまずは始める！そこにヤフーの「無料」は魅力的。
・ヤフーは「売れる場」、そして「買う価値」を作る方法を提供する。
・講師はeコマース革命の伝道者・白山さん、執行役員の小澤氏も登場。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8380/

●感情を分析するzenclerk、中小EC向けに展開開始！
まとめると・・・
・人工知能エンジンによりECサイトの購買行動解析・販促。
・サイト訪問者の感情の高まりを検知しインセンティブを配信。
・大規模ECで蓄積した知見を元に中小規模ECでも利用可能に。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8375/

●SENSYがオムニチャネル戦略でも活躍！FABIAの新施策とは
まとめると・・・
・ユーザーのファッションセンスを学習していく人工知能。
・業界初の取り組み、実店舗でのWEB購入を店舗売上として計上。
・WEBと店舗の連携構築、人気モデルのファッションセンス学習も予定。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8386/

●ECのミカタ通信、発刊迫る！次なるトレンドは…？
まとめると・・・
・業界唯一のEC業界特化型専門誌「ECのミカタ通信Vol.11」近日発行。
・今号のテーマは「顧客対応」。5つの分類からソリューション、事例紹介。
・「EC業界相関図」最新版も完成！無料会員登録でお届け。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8377/

●日本郵便が物流を変える！はこぽす設置拡大へ
まとめると・・・
・郵便局内の宅配ロッカーで荷物を受け取れる「はこぽす」に9か所追加。
・不在で受け取れなかったゆうパックも受け取れる。
・今後、はこぽす以外の郵便局受取サービス、首都圏以外のはこぽす設置も検討。
詳細は以下より↓
https://ecnomikata.com/ecnews/backyard/8385/

昨日の気になるNews、キーワードは「人工知能」

　昨日のニュースで目立ったのが、「zenclerk」「SENSY」と、人工知能の話題だ。近日発行される「ECのミカタVol.11」においても、テーマの「顧客対応」の中で人工知能はキーワードとなっており、EC業界の注目度が高い。

　ECサイトへの人工知能の活用は、これまでは大企業でないとなかなか難しかったが、実績が蓄積されることで、「zenclerk」のように中小企業でも利用できるサービスが提供されるようになってきた。人工知能を活用することで、EC店舗は、クーポン配信を購入見込みの高い顧客に絞るなど、施策を無駄なく行うことができ、エンドユーザーにとっては、必要な時に必要な案内が来て、興味の案内はなくなるという、双方にとって気持ちの良い買い物ができるようになる。

　ユーザーの行動により提案を変えるということで言えば、レコメンドやリスティングも似た仕組みだが、こういった人工知能のサービスは、売上を上げるという点からさらに進化して、お客様をもてなすためのツールと言えるだろう。EC店舗もそういった意識で使った方が、人工知能の利点を最大店に引き出せるように思う。
　
　また、人工知能はアパレル業界と相性が良い。「SENSY」がそうであるように、ユーザーのファッションセンスの学習、人気モデルのファッションセンスを学習して提案するなど、人工知能の強みをダイレクトに活かせるからだ。このようにして、人工知能のおかげで、実店舗で接客を受けるのに近いサービスを受けることがウェブでも可能になり、両者の垣根は、なくなりつつあると言えるだろう。