旅行の宿泊予約は「スマホ」で?予約サイトの選び方は【ジャストシステム調べ】

ECのミカタ編集部

旅行の宿泊先の予約は、何を使う??

 株式会社ジャストシステムは、「旅行予約サイト利用に関する調査」を実施した。本調査の対象は、20~60代の男女1,113名である。

 今夏の旅行の予約について、「パソコンのインターネットで行った(行う予定を含む)人」が53.8%で最も多かった。次いで、「旅行代理店などの店舗」が16.3%、「スマートフォンのインターネット」が13.4%、「スマートフォンのアプリ」が9.9%だった。年代別にすると、20代が最も「スマートフォン」を利用して予約する人の割合が高く(「スマートフォンのインターネット」が25.2%、「スマートフォンのアプリ」が19.1%)、44.3%が「スマートフォン」で旅行予約を行っている。

 インターネットで宿泊予約を行うことに関しては、「複数の予約サイトを一応比較し、それなりに条件の良い宿泊プランを選ぶ」と回答した人が45.5%と最も多かった。次いで、「複数の宿泊予約サイトを念入りに比較し、最も条件の良い宿泊プランを選ぶ」と回答した人が34.3%、「比較せずに一番はじめに表示された予約サイトで条件の良い宿泊プランを選ぶ」と回答した人が15.1%である。

 また、利用頻度が最も高い宿泊サイトは「楽天トラベル」が38.0%、「じゃらんnet」が32.5%、「Yahoo!トラベル」が7.2%という結果となった。

ストレスを感じると、次回以降使わない?

ストレスを感じると、次回以降使わない?

 インターネットで宿泊予約をする際に、「ストレスを感じることがよくある」と回答した人は11.2%だった。次いで、「ときどきある」と回答した人が49.5%であり、合わせると6割以上の人がストレスを感じたことがあるそうだ。また、予約時にストレスを感じた場合、「その予約サイトの印象が悪くなる」と回答した人が34.3%、「その予約サイトの使いにくさを他の人に言いたくなった」と回答した人が21.7%だった。次いで、「その宿泊予約サイトを次回以降は使わないようにしようと思った」と回答した人は18.5%という結果が出た。

 今年も6月に入り、そろそろ夏の旅行の計画を立てる人が多いのではないだろうか。以前は、旅行の際の宿泊予約は電話ですることが多かったが、現在はスマートフォンからも簡単に予約が取れるようになった。全てが簡単というわけではなく、そういうところにおいてはサイトの離脱や次回以降、利用しない、訪れないといったことは十分、起こりうる問題だ。それを防ぐためには、ユーザーのニーズを考え、スマートフォンでも予約が取りやすい仕様にすることが、店舗にとっては急務といえるだろう。


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