イーグリッド、セイノーラストワンマイルと「ラストワンマイル領域」におけるDXを推進

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ECのミカタ編集部

イーグリッドとセイノーラストワンマイル ジョイントベンチャー「ログライズ株式会社」を設立

株式会社イーグリッドとセイノーラストワンマイル株式会社は2026年4月7日、ラストワンマイル領域におけるDX推進を目的としたジョイントベンチャー「ログライズ株式会社」を設立。2026年4月1日より事業を開始したことを発表した。

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ドライバーを中心に設計された「配送管理サービス」

新会社のログライズは「ラストワンマイル領域」のDX推進、配送管理システムの開発・運用を事業として展開。初期プロダクトとして、ラストワンマイル向け配送管理クラウドサービス「HaiMate(ハイメイト)」を開発・提供する。

これは「AIをドライバーの同僚に」というコンセプトのもと、ドライバーを中心に設計された配送管理サービス。宅配、ダイレクトメール、生鮮食品配送など多様な業務を統合的に管理し、AIがリアルタイムで業務を支援・自動化する。

両社はHaiMateの主な特徴について、次のように説明している。

◆複数の配送業務を統合するUI/UX
◆AIによる業務支援および判断補助
◆ドライバー視点で設計された操作性


配送会社および荷主を対象に提供を予定しており、2026年12月の提供開始および機能拡張を見込む。

※画像元:セイノーラストワンマイルとイーグリッドジョイントベンチャー「ログライズ株式会社」を設立(セイノーラストワンマイル株式会社)

生産性向上と持続可能性の実現に貢献

EC市場の拡大に伴い宅配需要が増加する一方、物流業界ではドライバー不足や多重下請け構造の常態化、業務の非効率性といった課題が深刻化。さらに、既存のDXは荷主・元請け視点に偏っており、現場で配送を担うドライバーの業務実態に即した最適化が進んでいない状況にある。

イーグリッドはこうした課題を解決するために「個社単位の取り組みではなく、業界全体の構造を変革するデジタル基盤の構築が不可欠です」と指摘する。

ログライズは、「ラストワンマイルのDX化」を促進するための中核的なデジタル基盤の構築を目指し、業界全体の生産性向上と持続可能性の実現に貢献する方針を示した。

◆ジョイントベンチャー設立の背景と目的
▷ラストワンマイルのDX化を促進するデジタル基盤の構築
▷ドライバーを起点とした業務設計による現場生産性の向上
▷業界横断で活用可能な統合型配送管理プラットフォームの提供

業界全体への展開を進める

ログライズ代表取締役社長である、田中靖丈氏は本件について次のようにコメントしている。

「私たちは、セイノーラストワンマイルグループが持つ多様な配送現場の知見と、イーグリッドのAI駆動開発力を掛け合わせることで、ラストワンマイル領域のDXを加速していきます。現場起点で設計されたプロダクトを、高速かつ継続的に市場へ投入し続けることで、業界全体の生産性向上と持続可能な物流の実現に貢献してまいります」

HaiMateは、セイノーラストワンマイルグループにおいて先行導入・実証を進めながら、実運用に基づいた改善を重ねる。その後、業界全体への展開を進めることで、「ラストワンマイル領域」におけるデジタル基盤としての確立を目指す。「ラストワンマイルのDX化」を促進する取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。