続:体験してみた!写真で採寸、その詳細な結果は?

福島 れい

先日はフレックスジャパン株式会社(以下、フレックスジャパン)が提供する「自動採寸サービス」の撮影シーン(https://goo.gl/pv3s1z)をお伝えしたが、今回は第2弾として、採寸結果と軽井沢シャツについてお伝えしようと思う。

軽井沢シャツの自動採寸サービス!

気になる採寸結果の前に、「自動採寸サービス」とは何か改めて説明しておくと、「自動採寸サービス」とは軽井沢シャツオンラインショップが信州大学国際ファイバー工学研究所 高寺・金研究室と共同で開発し、 ネット上でサイズオーダーワイシャツを注文できるようにしようとする取り組みだ。2枚の写真を利用し、自分では採寸しにくい身体の細かい部分を計測、おすすめのサイズを計算してくれ、試着をせずとも自分の身体にフィットしたシャツを購入できるのが魅力だ。

前回ご紹介した通り、記の2枚の画像から記者がフレックスジャパンに提供した情報は下記の画像2枚だ。

それでは、注目の採寸結果はこちら。

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首回り 46cm
肩巾 45cm
裄丈右 79.0cm
裄丈左 79.0cm
着丈 72cm
胸回り 120cm
胴回り 113cm
裾回り 117cm
上腕回り 40.0cm
カフス回右 26cm
カフス回左 26cm
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実際、採寸してみて気がついたがこれだけ細かく、実際にメジャーを使って採寸するとなかなか時間がかかる。さすがにこれでは躊躇してしまうところだが、このサービスでは、それらが一切必要ない。これはどう考えても便利だ。写真を2枚撮影だけと考えると非常に手軽に感じるのは私だけではないだろう。

この結果を活用し、シャツを注文する流れだ。

シャツを選ぶ前に、軽井沢シャツについて触れておきたいと思う。軽井沢シャツは日本の気候に合った「軽い・柔らかい・爽やかな」シャツを約60年シャツ専業メーカーとして事業を行ってきたフレックスジャパンが提供しているものだ。 お店はオンラインショップだけでなく旧軽銀座の入口にもあり、そこでは、お客様と話しながら納得のいくシャツを提供できるオーダーメイド店を目指してやってきたそう。

今回は、そんな軽井沢シャツの中から、日本製・軽井沢シャツというブランドの「メンズシャツ ショートワイドボタンホールド スパークガード」を注文してみた。

注文の際、採寸結果を入力しなければいけないのは面倒だなと一瞬、億劫になったのだが、写真を送信した際に割り振られる受付番号を入力するだけで済み、手間いらずだった。

軽井沢シャツのこだわりは、”納得”のいく仕上がりだと先ほどもご紹介したが、それを感じるあるエピソードがあった。実は上記の採寸結果に関して、精度が低い可能性があるとの報告があったのだ。記者の撮影の仕方が良くなかったのか、詳細はさておき、感動したのは、その対応についてだ。

採寸結果を見ても、概ね合致していそうな結果なのだが、「一旦こちらでお作りし、当然ながら、最終的にはご着用者様に「ピッタリなサイズのシャツ」を作らさせていただきます。」とのあくまで、”ジャストサイズ”に強いこだわりを持っていることを感じるご連絡をいただいている。

正直、シャツが届くまでどのような仕上がりになるかはわからない。それはそうなのだが、フレックスジャパンが”お客様の納得感”に強い強いこだわりを持っていることがこの一言から伝わってくると思うのだ。

シャツが出来上がるのは、3月中旬との連絡をいただいたので、どんなシャツが届くのか楽しみ待ちたいと思う。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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