総合フィンテックソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、バックオフィス支援サービスを提供するSBIビジネス・ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:夏川 雅貴、以下「当社」)は、経理のさまざまな課題を解決し、DXを加速するクラウド型請求書発行システム「請求QUICK」(https://seikyuquick.sbi-bs.co.jp/)を本日より提供開始することをお知らせいたします。
<b>【サービス開発の背景】</b>
<u><b>■迫る「経理DX元年」に向けた課題への対応策</u></b>
大幅な改正を伴った2022年1月の電子帳簿保存法の施行と2年後の電子保存の義務化*1、2023年10月に開始されるインボイス制度*2など、経理を取り巻く環境はこの2年の間に大きな変革が起こると予想されます。このような背景から当社では、2023年を「様々な法や制度の改正に伴って経理のDXを大きく進める年」=「経理DX元年」ととらえ、2022年は翌年に向けて準備を着実に進めていく年になると考えております。一方で、経理の現場では未だにアナログな作業が根強く残り、取引とお金の記録に関わることから正確性を求められ、月末月初に膨大な負荷がかかる状況をなかなか改善できない企業が非常に多く存在します。
そこで当社は、日々業務を行う「経理担当者の目線」に立ち、一人でも多くの経理担当者の業務的・心理的負担を軽減するため「請求QUICK」を開発しました。「請求QUICK」は、請求書関連業務におけるアナログ作業の代表格ともいえる紙の請求書発行と入金消込処理をデジタル化して一元管理することが可能なため、業務プロセスを短縮・効率化するだけでなく、手作業によるミスを未然に防ぐことで経理担当者のさまざまな負担を軽減します。さらに、データ連携による作業の自動化は、経理業務を効率化するだけに留まらず不正や人的ミス防止の課題解決にも繋がることから、経営者視点においてもガバナンスの向上が期待できるうえ、未回収金を素早く把握することによるスムーズな督促と資金調達の検討など、会社のキャッシュフロー改善にも貢献します。また、月額無料で始められるため、これまでバックオフィスシステムへの投資が難しかった中小企業でも気軽に導入でき、経理業務のDX推進をサポートします。
*1 [改正電子帳簿保存法]これまで電子保存導入のボトルネックとなっていた「税務署長の事前承認制度」が撤廃となり、タイムスタンプ要件も大幅に緩和される一方、電子取引の電子保存が義務化され、紙保存が税務上認められなくなる。
*2 [インボイス(適格請求書保存方式)制度]2023年10月より開始される予定の消費税に関する制度。仕入税額控除を受けるためにインボイス(適格請求書)などの保存が要件となる。
<b>【「請求QUICK」の特長・導入メリット】</b>
<u><b>■請求書の作成・発行から入金消込・仕訳までワンストップで一元管理</u></b>
「請求QUICK」は、請求書の作成・承認・発行から入金確認、その後の経理処理まで全てWeb上で完結できるクラウド型請求書発行システムです。これまで請求書発行システムを導入しても、システムで作成した請求書以外の入金消込は手作業か別のツールを使う必要がありましたが、一つのシステムでシームレスに管理できるようになったことで、入金消込を含めた請求書発行業務にかかる工数を約90%削減することに成功しました。たとえば、請求書発行枚数が月に300枚程度の企業でシミュレーションすると年間約1,944時間、月に50枚程度の企業であれば年間約324時間*3もの業務効率化になります。
*3 当社試算による。
<u><b>■月額無料で中小企業のデジタル化をしっかりサポート</u></b>
「請求QUICK」は、ご利用人数5人、請求書発行枚数50枚までなら「月額無料」でご利用いただけます。また、多くの請求書を発行される企業様にも、低価格の料金設定で安心してご導入いただけます。さらに、最初の3か月はご利用人数、請求書発行枚数に関わらず、無料でお使いいただけます。人数無制限で請求書の発行からインターネットバンキングの明細取得、入金自動消込など便利な機能をお試しいただけますので、運用イメージの確認や社内での情報共有などにぜひお役立てください。
電子保存の義務化やインボイス制度が控える中、「請求書を電子化したいがコスト面や運用面に不安がある」という中小企業のみなさまの経理業務のデジタル化をしっかりとサポートいたします。
<u><b>■BtoBクレジットカード決済で売掛金の回収率向上にも貢献</u></b>
「請求QUICK」は、請求書に関する業務を効率化する手段の一つとしてBtoB取引におけるクレジットカード決済機能を標準搭載しています。クレジットカード決済であれば、新規取引先の与信はクレジットカード会社が行うので安心して取引できることに加え、請求書受領画面でクレジットカード情報を入力するだけで決済手続きが完了するため、売掛金の回収率向上が見込めます。初期費用・月額費用0円、決済手数料1.95%*4の業界最安値水準でご提供いたしますので、BtoB取引におけるクレジットカード決済の導入ハードルを下げ、早期入金*5による資金繰りの改善やBtoB取引の効率化・キャッシュレス化をサポートいたします。
「請求QUICK」クレジットカード決済機能の詳細はこちら:https://sqkessai.sbi-bs.co.jp/
さらにオプションプランとして、ワンクリックで請求書買取サービス*6もお申し込みいただけますので、早期資金化が必要になった場合のキャッシュフローの最適化にも貢献します。
「請求QUICK」ではこういった資金管理に関する課題をさまざまな切り口から解決する機能を取り揃えて提供することで、中小企業のキャッシュフロー管理のプラットフォームの役割を果たし、経理DXの推進を支援いたします。
*4 VISA/Masterの場合。JCB/AMEX/Dinersは2.50%。
*5 月3回締め3回払い。
*6 簡単・便利な回収サポートで資金繰りの悩みを解消。2022年夏サービス提供開始予定。
<u><b>■改正電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応可能</u></b>
「請求QUICK」は、発行した請求書の電子保存について、2022年1月施行の電子帳簿保存法の「電子取引」の法要件に対応しており、「請求QUICK」で作成して送付した書類の控え保存と検索が可能です。また、2023年10月から開始されるインボイス制度にも対応した消費税計算が可能です。今後も適宜制度対応を行ってまいりますので、クラウドサービスの利用で、自動化による効率化や経理業務の生産性向上と合わせて、法改正の要件にも柔軟に対応したいというニーズにもお応えできます。
<u><b>■クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」について</u></b>
「請求QUICK」は、Webブラウザで利用できるクラウド型請求書発行システムです。請求書をWeb上で作成・承認・発行できることに加え、全国の金融機関と連携することで入金消込の手間を大幅に軽減することを実現しています。さらに、会計ソフトと連携することで、請求書発行にかかる社内の業務フローを明確にし、請求書の発行から消込、会計処理までの作業を効率化することができます。
「請求QUICK」の詳細についてはサービスサイト(https://seikyuquick.sbi-bs.co.jp/)をご覧ください。
無料登録の受付はこちら:https://seikyuquick.sbi-bs.co.jp/trial/
※リリースの記載内容は発表日時点のものです。その後、将来の製品改良等により内容が予告無しに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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